kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

苦悩

2020-07-11 | 陸上競技

なかなかです。「心」の部分がしんどいですね。

 

「上手くいく」部分と「上手くいかない」部分が混在します。それを自分の中でどのように受け入れていくか。処理しきれない感情が存在します。

 

「部活動」と「競技」の部分。私自身は「やりたくないならやらなければいい」というスタンスです。これは以前から書き続けています。「怒られるからやる」という部分は誰にとっても不幸。「雨が降ったから練習が休み」とか「練習早く終わればいいのに」という「感情」を持っている中で練習をすることは不幸だと思います。

 

競技。「速く走りたい」と思う気持ちがあってそのなかで取り組んでいくことが重要だと思っています。「とりあえず時間を過ごす」ために参加するのは本当にもったいない。トレーニングなどは「きつい」部分があります。「目的」がない中で「トレーニングを本気でやる」というのは不幸だと思っています。「無意味に穴を掘り続ける」ことと同じだからです。何を目的にその行為をしているのか。ここが分かるかどうか。

 

うちは最初から「競技」をするという話をしています。別に「強い」というだけではなく「少しでも速くなるためにどうするか」を考える。ここが重要だと思っています。「必要ない話」を延々とし続けることは誰のためにもならない。

 

「私語が多い」と指摘される。別におしゃべりがしたいのであれば「陸上競技」ではなくてもできます。普通に放課後にそのあたりに集まって「話をする」ことはできるからです。わざわざグランドに来てゲームの話や漫画の話をする必要性はないと思っています。それは私が思っているだけで必要だと感じる人もいるのかもしれませんが。

 

グランドで何をするのか。「どうしたら走れるか」を考えてもらいたいと思っています。それができるかどうか。それが「当たり前」だと思う者もいれば「みんなが来るから行く」という者もいる。「多様性」を認める部分が必要だとは思います。しかし、それには「限度」があるのではないか。そう思っています。

 

「私語」を指摘する。「陸上に関する私語です」という返答をされる。これはもう何と言っていいのか分からなくなります。もう「競技」としての話ではない。それでも「教育活動」なのでそこに対して指導をしていく。が、そうなると「本気で速くなることを考えている者」にとって不幸ではないか。どうしても雰囲気を乱す部分が出てくる。そこに時間をかけている間に「本気でやる者」に関わる時間は削られる。それが「平等」というものなのかどうか。見えない部分があります。

 

「本気でやる」選手に合わせることは間違っているのか。そこは分かりません。「部活動」というとらえ方でやるのかどうか。もちろん、そういう視点で見ています。しかし、「お世話」と「部活動」は明らかに違うと思っています。「放課後のお世話」をするために時間を割いてグランドに向かうのではない。そういう部分を大切にする人もいるのだと思います。「楽しく好きにやる」というのが「活動」だとすればそれが「正解」だと。私は違うというのだけは確かです。

 

毎回毎回この手のことが自分の中で生まれてきます。「本気でやりたい」と思う。そこをどのようにサポートするのか。ここが重要だと思っています。「なんとなくやる」のであればどこでもできるのかなと思います。それは「陸上競技」ではなくてもできる。「本気でやる」という集団を作れたらいいなと思っています。競技だけではなく勉強も学校行事も全力で取り組む。ここが重要。

 

以前書きましたがみんなで掃除をするときに何もしないで立っているという選手にはなってほしくない。グランド整備をするという状況でグランドを荒らす。それも間違っていると思う。しかし、「間違っている」と思うのは私だけで「やっている」と主張されたら何も変わらない。この苦悩。分かってもらえるかどうか。

 

指導する。このことに対して「熱意」があるかどうか。ここは重要だと思っています。「教育活動」って何か。見えなくなる時があります。しんどい部分だなと。「伝わる」者にはきちんと「伝わる」と思うのですが「伝わらない」者に関しては全く伝わらない。何度話をしても「伝わる」者にしか伝わっていかない。それって何なんだろう。

 

本当にしんどいなと思います。それを自分の中でどのように処理するか。しんどいですね。


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