練習についても。この日は3日ぶりに身体を動かすことになっていました。朝練で少しやろうと思っていたらそれどころではなかったので。委員会活動もあり開始時間も遅くなる。そのため練習時間を最大で2時間半に設定。限られた時間の中でどのように活動するのかを見極めたいなと思っていました。私は前の記事に書いているように「グランド整備」のおっさんとしての活動が中心。気になるところは作業を止めて指導することにしていました。
まずはトレーニング。上半身下半身を2サイクル。ここ最近ずっと1サイクルしかやっていませんでした。暑いというのもあったのですが。夏の終わりに確認すると昨年は暑くても2サイクル実施していたとのこと。いつの間にか補強の部分が減っていたのだと思います。こちらも甘さがあります。しっかりとやらなければいけない部分がなくなる。結局、休校期間も含めて「身体づくり」という部分が不足しているのです。今更ですが「原点に帰る」という意味合いを強めようかなと。色々なことをやるというよりも「基礎の徹底」が重要かなと。
補強をやって固定練習。その後、「スティックドリル」を。これも本当に一昨年までは「徹底的にやる」という感じでした。いつの間にか他のことをやり始めて「膝締め」と「接地場所」の確認が出来なくなっていました。合宿などではよくやりますが自分のところでの練習ではやらなくなっていた。反省です。以前、kanaはこの練習をやっているときに「飽きました」と勝手にやめていたことがあります。しかし、その後丁寧にやり続けてある程度の力になった。時間をかけて走りを作るというのはこういう部分だと思います。
強化練習時にかなりやったのですがまだまだ甘さがあります。丁寧に時間をかけて見に付けていかなければいけないと思いますね。そのまま台ドロップをやってチューブもも上げ。で、ハードルドリル。流れの中としては「重心移動」が「小」→「大」になります。最初の段階で動きの徹底をしておく必要があります。
簡単に加速段階の脚運びの確認をして「加速段階T走」を。これは重心移動を含めて脚運びもしっかりとやるという感じです。比較的しっかりと動けるようになってきているかなと。まー細かい部分は見ていないのですが。大きく重心を動かすという感覚をどのように身に付けるか。繰り返しやるしかないと思っています。そのまま前半マークをやってフリーで40mを走る。
なんとなく「欲張るのを止めよう」と考えています。あれこれやりすぎるとぼやけるのかなと。この日のように「加速段階」であればそこを確認する作業をしっかりとやる。それが結果的に走りにつながる感じがあるなと。
上半身と下半身の連動を図るために「シャフトトレーニング」を。そのまま「台片足ジャンプ」と「台交互ジャンプ」を。これもここ最近不足している練習の1つでした。単純に「パワー」でジャンプするのではなく「タイミング」を合わせて越えていかなければいけません。潰れると次の台に乗ることができない。「強化」というよりは「タイミング」とか「耐える感覚」を作るために必要な練習だと思います。
この日に感じた部分は「作っていく」というだけではなく「強制的に身体に覚えさせる」という部分の必要性です。「届かない」のであればどうにかして届かせる。その理由がどこにあるのかを体験させることは重要だと思います。これまで「理論的に理解する」ということが多くなっていました。必要な要素だと思っています。しかし、そこばかりが大きくなると「できないのは理解不足」という感じで間違った認識をしてしまう。「分かっていてもできない」ことはたくさんあるのです。
それを「やりながら覚える」という部分を増やすことで工夫が生まれるのかなと。「知識過剰」になるといいことはないなと。もちろんn「理解する」ことは重要だと思います。しかし、大半の選手は「考えずにやっている」中で身体で覚えるのです。感覚づくりになる部分をどうやって「落とし込む」のか。重要なことだと感じています。当たり前ですが。
最後に簡単に合流走をやって終わり。2時間半程度だったと思います。これくらいの時間がちょうどいい気がします。何とか工夫してこれくらいの時間でやっていけるようにしたいなと思います。見ている中で感じることがあります。これをどうやっていくのか。自分の中の課題を克服していきたいですね。少しずつ。