kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

想像を超える出来事

2020-09-14 | 陸上競技

日曜日。前日に引き続き業務。授業準備と就職・進学のための準備。更には前日に引き続きプレゼンテーションの準備の手伝い。朝7時過ぎからずっと働いていました。まーこれを働いているというのかどうかよくわかりませんが。とにかくバタバタ。

 

で、ふとした瞬間にインカレの400mHの決勝が行われていることに気づく。職場なのでLIVE配信を見逃しました。いや、無念。で、速報を見てみるとkrkのタイムが「49秒19」を書かれている(笑)。もう、すごすぎて笑いしか出ませんでした。すぐに師匠に電話連絡。二人で笑いました(笑)。ここまで一気に出るとは。

 

しばらくして「やりました」と連絡が(笑)。電話せずにLINEだけのやり取りにしました。とんでもない記録が出ているので本人よりも周りが大騒ぎになっているのではないかなという気がしたので。最初、速報で「リアクションタイム」を見たらかなり遅かった。一人だけ0.2秒かかっていました。これがいつも通り出ていたらどうだったのか。

 

本人が「1台目失敗しました」と。それ以外はかなり良かったようです。タッチダウンも送ってくれました。本人の許可は得ていませんが勝手に載せておきます(笑)。怒られたら削除します。展開を見ると前半からかなり突っ込んだようですね。師匠には電話で「350mハードルのつもりで突っ込んだ」と言っていたようです。8月に話をした時に「350mHのタイムが良かったので49秒台出るって監督に言われたんですよ」と言っていました。それが実現するとは。いやいや、我々が思っている以上の能力です。10台目で引っ掛けて減速した部分があったようでした。それがなければ48秒台??という感じでしょうか。驚く限りです。

 



有難いことに高校2年生の時からkrkと一緒に色々と経験させてもらいました。ハードルのこと400mHの戦術のことに関しては任せてもらえる。師匠が指導されていたらもっと記録が出ていたのかもしれないなというのは常に思っています。それでもこのような機会を与えてもらえたのは本当にありがたいなと思っています。育ててもらえる。krkと一緒にやっていたときに「楽しいな」と思うのは「感覚のすり合わせ」でした。こちらが「~だよね」という話をするとそこに対して感覚的な話ができます。笑い話ではないですが3年生になるときに「前半14歩で行こうか」と言っていたら「先生、14歩では詰まって走れないので13歩で行きたい」と(笑)。それも無理しての13歩ではなく余裕を持っての13j歩。そこから「切り替え」の練習も徹底的に。見ていて本当に楽しい。すごい才能だと思っていました。

 

国体で2位となりました。が、師匠も私も笑顔なく。狙っていたのは49秒台での優勝でした。周りがどう思っていたのか分かりませんが、近くで見てきた師匠とそれをサポートしていた私は「絶対に勝てる」「49秒台は間違いない」という感覚の中でしました。が、勝てず。師匠と話をしましたが300mHで日本一になっていたけどそこに喜びは全くなかった。国体での優勝だけを考えてやってきたというのが強くありました。我々が見て本当に「半端ない才能」だったと思います。これまで出会ったことのないレベルでした。

 

県選手権で400mHは52秒台かかったので「トッパの方が向いてるんですかね?」と笑いながら言っていました。いやいや、400mHやろうと(笑)。レース後にmrtさんがLINEで「U20の記録更新が目標ですね」と言ってくれていました。見てみると確かに可能性がある。今回の記録はU20の歴代3位。上位2名は日本記録を出したことのある選手ですしどちらもオリンピアン。すごいことなんだと改めて感じました。krkと一緒にあれこれ経験できたのは私の指導の中で本当に大きいなと。

 

夕方、fnt先生からもメールをもらいました(笑)。私はサポートしていただけなのですが(笑)。「大器覚醒ですね」と。「為末選手の記録更新と東京オリンピックも視野に入ってきましたね」と。fnt先生から言っていただくと改めてkrkがどれだけすごい走りをしたのかというのが分かります。fnt先生は訪問させていただいた時からkrkを気にかけてくださっていました。試合であったときにも声をかけてくださる。トップ選手を見てきたfnt先生でも「すごい才能ですね」と評価して下さる。これは本当にすごい。

 

「山口の宝ですね」と言われていました。いやー、すごい話です。普段は全く違うんですけどね。この辺りも師匠と話をして盛り上がりました。今更ですがサインをもらっておけばよかったかな(笑)。今頼んだら「ダメです」って言われるかもしれないですね。本当にすごいことだと思います。まだまだ伸びしろがある。krkに関われたことは本当に大きな財産です。ほとんど見守り隊でしたが(笑)。国体会場で四つ葉のクローバを本気で探していた選手がkrkだとは誰も思わないでしょうね(笑)。

 

去年は結構関わらせてもらったのでそのあたりのことはblogに勝手に書いています。krkも読んでいたということなので問題はないでしょう(笑)。本当に貴重な経験をさせてもらっています。見守り隊としてこれからも応援していきたいですね。「規格外」としか言いようがない選手です。こうなったらトッパも13秒5くらいで走らないかな(笑)。400mHも110mHもトップが狙える存在なのではないかなと思っています。

 

どこまでいくでしょうか。応援したいですね。49秒19。本当に規格外の記録です。高校トップではなく2段くらい飛ばして日本のトップが狙える選手となりました。ぜひとも応援してください。良い子です(笑)。

 

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バトン練習

2020-09-14 | 陸上競技

土曜日。この日は雨予報。こうなると練習場所が確保できません。あれこれ画策しました。が、結局午前中は雨が降るということだったので練習開始を午後に切り替え。私自身はどちらにしても空き時間にひたすら仕事をすると決めていました。とてもじゃないですが「平常時」にやり終えるのは不可能です。練習に参加しなければその時間をすべて「業務」に充てることができます。こういう部分も含めて考えなければいけないのかもしれません。

 

午前中は色々な業務をやる。更に3年生が「プレゼンテーション」を入試で行うということでその手伝い。基本は自分で考えなければいけません。「これまでを振り返って」という話なので自分自身が一番わかるはずです。スライドの作成方法や見せ方などをアドバイスしながら。この間は「授業準備」です。仕事はできません。まー授業準備も仕事なのですが。何度か書いていますが今年度は「PCを使って授業をする」というのを自分自身に課しています。毎回の授業でPPを使って展開します。この準備が大変。ひたすらやりました。結局この時間だけでは終わらず。

 

そのまま練習へ。13時開始にしていました。先ほどまで雨が降っていたのに競技場についた瞬間に雨が止む。すごい(笑)。こういう部分で運を使いたくないのですが。練習は試合のアップとバトン練習をメインにしていました。アップの時間帯は選手に任せることに。食事さえできていなかったので抜けて食べに行くことに。これくらいは許されるでしょう・・・。

 

食事が終わってしばらく競技場の外で雑談。まー普段競技場に行かないのでこういう機会も貴重です。バトン合わせが始まりそうだったので中に入って確認。すごい風でした。この条件の中でどうやってバトンを合わせるか。特に2-3走のところは大変です。ここはしっかりと話しました。何を目指すのか。この区間で何をするのか。条件を考えて対応するには。この辺りは重要だと思っています。選手に任せる部分とそうではない部分があります。

 

なんだかんだやっていると電話が。師匠から。どうもkrkがインカレで決勝に残ったということでした。食事をするときには確認していたのですがバタバタしてその後の結果の確認を忘れていました。レースが始まる前の段階で組を見てみるとkrk一人だけ「51秒台」です。速いんですが。この辺りは師匠とよく話していました。「持ちタイム関係ないよね」と。実際に走ってみたらkrkは強い。いつも記録が狙える時に最後流すのでタイムが出ていないだけです(笑)。

 

その後、「50秒台出ました」という報告が(笑)。そこ?!という話です。決勝に残ったとかいう部分ではなく「50秒台」という報告。まー本来であれば昨年50秒を切って国体優勝という部分だけを目指していたので「あー出たんだ」くらいの感じでしかありません。なんとなく励ましておきました。「勝ちますよ」と言っていたのでそれを見守る(笑)。次の日、鳥肌が立つようなことが起きるとは思いもせず。本当に「平常心」です。この子はこういう部分がすごい。

 

で、練習。せっかくの競技場なのでスタートとハードルを。ハードルもこれまで3回くらいしか練習していません。何度か書いていますが「速く走れる」ことを優先しているからです。今のスピードで「3歩で走る」ことを考えてもこれから先生きてきません。そうであれば1年生で勝負するのではなくこれから先のことを考えてやっていく必要があります。目先のことだけ考えない。とりあえず3台目までは問題なく。5台目まで3歩で行けるようになればなという感じでしょうか。少しずつ逆脚の練習も入れています。毎日の練習の中でやっていくことで対応できる。これは400mHのためにも必要です。特別に練習するのではなく「通常練習に入れ込む」ことが重要だと考えています。

 

最後に120m+60m。男子は250mも。男子はmrtさんがいたので一緒に走ってくれました。負けられないというのもあって必死に走っていました。こういう部分は大きな刺激になります。通常の練習とは違う部分で力を発揮できます。こういう部分はありがたいですね。私は1年生をひたすら応援(笑)。なんとか2年生に勝たせたかったですが意地で先行しました。こういう部分も重要。ひとそれぞれどこで力を発揮するか。練習です。

 

2時間強で練習を終える。この時間帯からまた大雨が降り始める。長距離が練習を始めると連絡をもらっていました。このタイミングで雨か・・・。笑いが出るほど絶妙なタイミングでした。

 

私は再び職場に戻って3時間程度業務遂行。本当は少し休みたいのですがそれどころではありませんでした。いやはや。ヘロヘロになっていました。乗り切れれば・・・。

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記憶があやふや

2020-09-14 | 陸上競技

書こうと思いながらなかなか。というか、一気に色々なことが押し寄せてきて処理能力が追い付きません。考えさせられます。余裕を持って生活をしたいと思っているのですが程遠いですね。授業があるのは当然ですがこのタイミングで就職、進学の両方の対応。専門高校ですが生徒の半分が進学します。面接練習も入ってきます。ちょっと一休みというのが全くない。ヘロヘロ。

 

この日は雨予報でした。そのため朝の段階で少し動きの確認をしておくようにと。固定練習と台ドロップ、ハードルドリルを。午後は走れないので軽く補強かなと思っていました。前日もほとんどやっていません。天気のことを考えたら入れ替えた方が良かったのかもしれないなと思いつつ。ここ最近は「できないからいいや」と思うようになりました。無理してやらなくてもいいかなと。本当に必要なポイント練習であれば外せませんが、多少どうなってもいいやという感じがあります。天気悪くなったら少し休めるなくらいの感覚。休みたい(笑)。

 

が、天気が持ち直しました。晴れ。正確には曇りでしたが。この日はクラスの生徒の面接練習を頼まれていたのでそちらを優先。色々と。志望動機などについて詳しく話しました。今のままでは厳しいのできちんと「キーワード」を決めて対応するようにと。話をしながら「何故志望するのか」というところを膨らませていきます。その後文章化する。これまで手書きで書いてきたものをこちらが打ち込んで添削するという形にしていました。が、これは今の状況では不可能。

 

そこでgoogleドキュメントを使うことに。自分で志望動機などを「Googleドキュメント」で打ち込ませてそれに共有をかける。それによりクラウド上でデータの共有ができます。そこに私が時間を見つけてアクセスして修正する。その方がお互いの時間を無駄にしません。こんなこと「今更か」と言われるかもしれませんが。効率化するためには必要だと思います。面接練習はその場でやらなければいけない部分ですが、この手のやり取りは顔を付き合わせてやる必要性は低い。自分で時間を作ります。

 

練習に関しては・・・。あやふや。一人軽く足をひねったという選手がいました。放課後、グランドに向かう途中で上級生を見かけて「早くいかないと」という気持ちで焦ったようです。階段から落ちて捻ったと。いやいや、そこまで必死にならなくても。真面目なんだと思います。うちはそこまで追いつめてやることはしません。そのあたりのことも話をしました。何が一番優先することなのか。ここを見失うのは避けたいですね。勿体ない。かなり走れるようになってきているのに無駄なことで台無しにするのは避けなければいけません。

 

ひたすら気功していました。練習自体は「加速段階」だったと思います。Tを使ってのバウンディングなどを行ってスティック5歩。前半マークだったはず。この辺りからの記憶が曖昧ですね。少し補強をしたのか。最後に少し走ったような・・・。グランドにいても早い段階で文字にしておかなければ忘れてしまいます。情けないですが。

 

本当にバタバタです。インパクトがなければ覚えておくことさえ厳しい。なんでしょうか・・・。追いつめられていますね・・・。

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orange

2020-09-11 | 陸上競技
今朝、再び選手から差し入れが(笑)。もう健康に気を使われています。

今回はドライフルーツのみかん。マンダリンオレンジだそうです。普段フルーツを食べないのでこういう機会に是非とも食べておかなければいけません。




オレンジって水々しさが売りだと思うのですが、ドライフルーツにするとその魅力がなくなるのでは?!という気もしますが。

早速食べてみる。



甘いけど美味しい。ということで朝練を見ながら食べています(笑)。なんか健康になった気はします。

とりあえず何とか回復を図ります。

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鞭打ちながら・・・

2020-09-10 | 陸上競技

水曜日。とにかく疲労度が半端ない。これだけ疲れるのかという感じで疲れています。推薦書や調査書を作成しなければいけないのですがこれが一気にきます。3年担任なんだから当たり前じゃないかと言われるかもしれません。まーそうなんでしょうが。授業準備も当然ながらあります。今年はパワーポイントを使って授業をしようと考えています。その準備にもかなり時間がかかります。いや、耐えられるのかどうかですね。体力的に。本当に「ちょっと休憩」という時間がありません。朝からバタバタ。

 

練習。開始しましたが私自身がかなりの疲労感に襲われていました。もう立っておくことさえしんどい。声を出して細かい部分を指摘するのもつらい。しばらく座っておくから自分たちでやって・・・という感じで投げました。もちろん気になる部分は指摘します。歩くのがしんどいのでマネージャーに伝達をしてお願いすることに。申し訳ないですが。体調が悪いというのではなく半端なく疲れているというのが正しいと思います。

 

この日は「バトン練習を中心に」と考えていました。そのため補強系を省略することに。最低限のことはやりますが通常に比べるとかなり割愛。代わりにバトン走の本数を増やしました。以前はかなりの頻度でやっていました。それは「バトンの技術を磨く」という段階に行っていたからです。ある程度走力が上がっているので細かい部分に時間が割ける。今は「まずは速くなること」が優先されます。そうなると足りなくなる部分が出てくる。

 

私自身は「バトン走」は最大のスピード練習だと思っています。一切スピードを緩めることができない。この中でお互いに速くなっていく。本当はここだけでいいんじゃないかと思うくらいです。まだその段階に達していない。ここは私の中での葛藤です。気になる部分はかなりあります。が、とにかくしんどかったので見守る。

 

10バトン、25並走、合流走、合わせです。短い距離ですが全て最大スピード。慣れるまではバトンを渡すことで精一杯になるので「最大スピード」を出すことができません。渡すことがメインになってしまうからです。ここも検討の余地あり。ある一定水準にならなければ効果はないのかもしれません。「合わせ」だけをやるチームもあると思います。私には私なりの考えがあります。それぞれ意味のある練習にしたいなと。

 

前半の最後に120-90-60を。女子はよく走れるようになってきました。ちょっと楽しみです。これくらいの走りがレースでできれば最低でも昨年の秋並みの走りはするのではないかなと思います。タイム的にそこくらいは届くのではないかなと思っています。今は今の最高の走りができることが狙い。それぞれが思うことがあると思います。それでいいと思っています。

 

後半はスプリント系とハードルに分かれて。スプリント系は前日のメニューの復習。スティック5歩、タタタ、TBDM走を。本数は絞って。ここは完全に任せました。私はハードルを見守る。ある程度走れるようになってきました。が、まだまだです。今度はレースに出ます。本来は100mHは最後まで3歩で行きたい。が、今はまだ足りない。この部分をどうするかです。

 

「ハードルインターバルを刻む」というような話をする指導者がいます。たしかにそのとおりだと思います。しかし、それは「一定レベル以上」だと思っています。高校生の「普通の選手」は通常3歩では届きません。その部分に対する「対応策」についてはほとんど言われないと思います。マニュアルには「3歩で走りきれる選手」前提に指導方法が書いてあるからです。中学校の8mであれば大半の選手は届きます。高校では・・・。

 

この日はここに対する指導を。まーマニアックな話だと思います。最初2台目まで3歩でいけませんでした。これをある程度の話とマークを使いながら指導していく。ひとまず4台目までは届くようになりました。もう少し感覚が作れれば案外最後まで3歩で行けるようになるかもしれません。「器用さ」も必要になります。400mHで15歩で走るのと14歩で走る感じでしょうか。「走れ」という感じではない。使い分ける必要がると思います。もちろん「速い選手」に関してはこんなこと考えなくても勝手に走ります。

 

まだほとんどハードル練習らしきものはしていません。「足が遅い」と何度も言っています。感じが悪い発言かもしれませんが本当にハードルをやろうと思えば「足が速い」ことは必須条件だと思っています。8mインターバルでごまかせるレベルとは違ってきます。ある一定のところまでは行くかもしれませんが頭打ちになります。ハードルに関しては結構自信を持っています。でもあまり書きません。興味がない人が多いと思うので。「普通の選手」にとってのハードルがどのようなものか。ここは私的には面白いのですが。

 

とにかく疲労度がマックス。東MAXレベルでマックスです。押し寄せてくる「あれやこれや」をどう乗り越えるか。なんとか対応したいと思います。ヘロヘロ。

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Vitamin

2020-09-10 | 陸上競技
あまりにも疲れ果てています。昨日ヘロヘロだったので。

事務仕事をして面接練習をしてから練習に行くとHoが「先生、マンゴー食べますか?」と。何の話か分からなかったのですが「精神疲労にはビタミンが良いんですよ」と。


わざわざ準備してくれたようです。ありがたいですね。これだけで気持ちが楽になります。肉体的疲労からは回復しませんが気持ちの部分は少し回復します。

エネルギーを充電します。かなりのダメージがあるなと感じています。乗り切ります。
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自省しながら・・・

2020-09-09 | 陸上競技

バタバタ。なかなか時間がありません。進学と就職の対応、試合のための準備など思った以上に余裕がない。その影響か「眠り」が非常に浅い。1時間おきくらいに目が覚めます。寝ているのかどうか不安になります。疲れが抜けないのはこの部分も影響しているのかなという気はしています。

 

火曜日。台風明けです。日曜日、月曜日と練習は休み。月曜日に関しては夕方各自で体を動かすように伝えていました。今考えると言わなくても良かったかなと。「やる者」に関してはこちらが何かを言わなくてもきちんとやる気がします。それを「念押しする」というのは私自身が「不安」を抱えているからなのかもしれない。自分自身の行動を客観的にとらえるようになりたいなと思っています。大きな課題。

 

火曜日の練習に関しては「シンプル化」するようにしました。朝練で動きの確認をしました。ジャンプ系、台ドロップ、スティックドリルなど。午後ではやらない。ある選手が「朝やって午後まで持続するものですか?」と聞いてきました。「意識付け」だと思っています。自分が「やりたい動き」をどのようにして身につけるか。練習直前にやったから直後にできるのか。違う気がします。「感覚づくり」という意味でやっている。

 

バランス系をやってから上半身下半身。ある程度の補強はやっておきたい。そこからは割愛しながら。ハードルドリルなどをやってスイッチング&スキップ。そこからすぐにスティック5歩、二次加速スティック、タタタです。これは先週の金曜日とほぼ同じメニュー。これまで「変化」を入れることで様々な要素が強化できると考えてやってきました。今でもそれは変わりませんが。しかし、今の競技レベルで「たくさんのことをやる」よりも「本当に必要なことに特化する」というほうがいいなと感じました。

 

練習は「必要な要素」にする。その代わり、多くの練習の本数が「2本」だったのを「3本」にする。大した話ではないのですが「繰り返す」ことで「感覚」を創ってもらいたいなと思いますね。他のメニューを削ってでも「必要な要素」に時間をかける。当然といえば当然の話しですが。意図的に絞っていくことにしました。「捨てる勇気」というか。これも本当に今更ですが。

 

ある程度中間の動きを確認してからT走。ここも重要な要素だと思っています。本当にこの日は先週の金曜日の「おさらい」という感じでした。

 

瞬発系シャフトをしてから台片足ジャンプと台交互ジャンプ。ハードルジャンプでもいいかなと思っていましたがこちらのほうが「タイミング」を身に着けられるかなと思ったので。単純に「力を発揮」するのではなく「つなげていく」というところが重要だと思います。強制的にそれができるようにする。工夫というか「捨てる」というか。更につなぐために「スプリントミニハードル」も。これはスティックでもいいのかなという気はしています。検討します。

 

またもTBDMで。3種目選択。自分の走りにあった練習を選ぶ。数日間考える中で「型にはめない」という部分も重要なのかなと感じています。「やりたい動き」に関しては譲れない部分もある。しかし、性別も違えば身長も違う。走りの特徴自体が違う。それを全て「同じ動き」にするのは良くないかなと。これまでもそこはやっていません。本人たちの感覚を確認しながら「どうすればいいか」というのを擦り合わせていく。

 

「膝の引き出し」を意識したほうが進む。「接地」を意識したほうが進む。これは人それぞれだと思います。DMを使って「重心を前にする」ことで走る感覚が作りやすい。それぞれ「違う」と思います。それをしっかりとやっていくことで見えてくるものがある。そのままの流れで90m✕2を。よく走れていました。こうやってシンプル化することで余計なことを考えないのかもしれません。金曜日と同様の走りでした。

 

この部分をしっかりと考えたいと思います。全てが今更という感じもしますが。この年になって「捨てる」ことを考える。もっともっと早い段階でできたと思います。自分自身のこだわりを捨て去ることで何かが見えてくる。重要なことなのかなと。

 

台風の日に「スラムダンク」の作者が書いている「バカボンド」を読みました(笑)。これは色々な示唆が含まれています。何度か読み直してみたいなと思っています。「自分」について考える。重要かなと。

 

また書きます。

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考える日々

2020-09-08 | 陸上競技

思うことを。

 

色々と思うことがあります。これはきっと誰にでもあるのだろうなという部分。私はどちらかというと「考える」タイプだと思います。それがどうしても抜け出せない。もっと感覚的にやってもいいなと思うし、細かい部分を省いてもいいなと思うこともある。それが今できないなというのが自分の中での大きな課題。

 

ここ数日間、練習を見ていて感じたこと。8月末にかなり時間をかけて技術的なことをやってきました。それがある程度見えてくる。そうなると「欲張りたくなる」自分がいます。もっと良くなるのではないか。そういう部分が大きくなってしまって「詰め込みたくなる」のです。これは以前からあったのですが。

 

冷静に自分自身の行動や「思考の癖」を考えてみるとやはり「欲」が出てしまう。それにより「中途半端」な練習になることがある。これは避けなければいけない状況だと思います。プレゼンテーションの授業の中で「シンプル」にすることを話します。また、色々な指導者の話を聞くとやることは「シンプル」です。細かい部分が分かっている指導者は「シンプル」です。面白いことに「あまりよくわかってないな」と感じる場面でも案外「シンプル」になります。細かい部分が伝えられないので「シンプル」になりやすいのかなと。

 

そう考えるとどうしても「欲張る」私は良いことはない。もっともっと「シンプル」に練習をしてもいいのかなと感じるようになりました。本当に本当に「今更か」という話ですが。極力選手に「考える」ことをさせたいと思っています。しかし、「考える」ことがメインになってしまって「あれもこれも」という部分が増えてしまうのかなと。もちろん、何も考えずにやる選手も出てきます。これは全く意味が違うことになるのかなと。

 

先日、「良い動きをするな」と思った練習が2日続きました。が、その翌日は「これは・・・」という感じ。雰囲気自体が良くないなというのもありましたが。あれこれやるとそれだけで「エネルギーの浪費」をしてしまうのかなと。ある程度の練習を「シンプル」に繰り返しやるというほうが良いのかなと。その方が「余計なことを考えない」という部分につながる。本当に今更ですが。

 

技術的なこと。これはこれまでかなり考えてきました。それを練習に落とし込む。ここも色々と工夫するようになりました。が、工夫するがゆえに「詰め込みたくなる」部分が自分の中で出てくる。「飽きずにやる」という部分が大きくなりすぎているのかなと。同じことを繰り返すと退屈になります。しかし、時としてこういう練習が重要なのではないか。情けない話を書いている気はしますが。

 

色々なことが自分の中にあります。「あえて言わない」という部分も出てきます。「加速段階」も「中間疾走」も。さらには「バトン」も。こうなると消化不良になるのかなと。極力異なる形て異なる角度から練習を進めていきたいという気はあります。それが「定着」というところになっていないのかなと。もちろん、走れるようにはなっています技術的な理解もかなりだと思います。しかし、それが「生かせるかどうか」が重要になる。今はまだそこまでいっていない。

 

だから「少し走れない」ことで「マイナス思考」になり感情のコントロールが出来なくなる。選手が「考える」から「ダメなところ」に目が行きやすい。それは今の段階では選手にプラスにならないなと。指導する側は「欠点の改善」にも目を向けていきます。そこをどうやって取り組むか。選手自身が「自分はダメだ」と思うことが増えると面白くなるくなる。それは避けなければいけない。

 

考えさせられます。何が正しくて何が間違っているのか。練習自体が「違う方向性」だとは思いません。それをどうやって「目の前の選手」に合わせていくのか。ここが重要。理解度も意欲も含めてこちらが考える必要があります。自分自身が何をするのか。そこを考えたいと思います。

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前進して後退

2020-09-07 | 陸上競技

土曜日。月曜日が台風10号の影響で休校になりました。日曜日に練習はしません。ということで間違いなく2日連続で休みになる。そこを補うために土曜日はしっかりとやっておきたいなというのがありました。今考えるとこの部分が良くなかったのかもしれません。私自身、「考え方を変える」必要があるのかもしれないなと感じています。今の選手の状況に合わせて何をするのかを見極めないといけない。自戒も込めて書いておきます。

 

前日の走りがかなり良かった。そのためこの日もある程度の走りができると期待していました。走る練習を増やしておこうと。そして後半は専門練習を入れるかなと。ある程度時間が長くなるかもという話はしていました。詰め込む感じになる。

 

そのため最初の補強は省略。股関節系とDM∞としました。が、この時点で結構な雨。テンションが下がり気味になります。本当はどのような状況であってもきちんとやらなければいけません。うちのような少人数でやるチームにとっては一人一人の「意欲」が重要です。雨のためか声が出なくなっていました。そうなると・・・という部分ですね。

 

基礎的なことを確認しておきたいなと思ってスティックドリルを入れました。今考えるともうこの時点でやらないほうが良かったなと。色々感じる部分がありました。省略する部分はなくすべきです。時間が無駄になる。そこからはいつも通りの流れでやっていき、チューブ5歩、10バトン、25並走。そこからトーイングをしておこうと考えていました。

 

が、バトン練習が・・・。10バトンも詰まるor渡らない。25並走も同様。これって意味あるのかなという感じの練習になっていました。申し訳ないですがこの時点で「この日の練習は失敗」と感じました。前日のいい流れをここに持ってくることができなかった。私自身の責任もあると思います。

 

バトン合わせもやりましたが男子に関してはまともにバトンが渡りません。女子はバトンを落とす。こんな練習をしていて何か意味があるのか。試合のときに「バトンを渡さない」ということはあり得ません。そうであれば「渡して終わる」という部分は重要です。これも何度も話をしています。が、「渡さないまま終わる」のです。「落とす」というのもあり得ないことだと思っています。

 

「落ちることもある」と言われるかもしれません。しかし、「落とさないためにどうするか」は話をしています。毎回毎回「どうすればいいか」を話すのは違うのではないか。「基本」です。それができない。

 

バトンパスのときに「手が上がらない」というのもある。が、これはグランデでいきなりやっても上がるわけではない。自分で常日頃から意識して肩甲骨周りの柔軟性を高めておく必要があるのです。バトン練習をするときにだけ「手を上げる努力」をするのではない。

 

更には練習の途中に何人かが「昨日と比べてスピードが出ない」「調子が悪いんだけどどうしたらいいか」と聞きに来ました。冷たいかもしれませんが「だから何?」という部分があります。毎日毎日最高の走りができることはありません。技術的なずれも出てきます。その部分は指摘できますが「疲れて動かない」などの場合にはどうにもできません。さらには「試合のときだったらどうするのか」まで考えていかなければいけない。試合のときに「走れないけどどうしたらいいのか」と言われてもその場でどうにかするというのは難しい。自分で「良いとき」と「悪いとき」の違いを感じ取る必要があります。

 

もちろん、技術的に崩れている場合は話をしますがそうではない場合はあまり言っても仕方ないなと。「切れがない」というのは疲労もあると思います。疲労が残らないような練習をすればいいと思うのですが今回は「ある程度の疲労がある中での練習」です。

 

「いつもより動きが悪い気がする」「脚が回っている気がする」「股関節が開かない気がする」ということをいくら言い続けても改善はできません。悪いとことばかり目が行って「良い部分」や「ポイントになる部分」に目が向かなくなります。これでは・・・。

 

走練習もして専門練習もしました。が、2日連続でいい感じでできた練習が一転していた感じがあります。もったいないなと。そこからの補サーキットは声を出しながらやっていました。それでも微妙な空気の中での練習でした。時間は限られている。そのことをずっと言っています。本当にこれでいいのかなと。

 

選手ばかりを責めるつもりはありません。最初の段階で書いていますが「連続休みになるからしっかりやっておこう」と考えた私自身のミスもあるのかなと思います。欲張ってしまう。それにより「テンション」が下がるのかもしれない。メニューを先に示すので「今日は結構走るな」と思ってしまうのかもしれない。やはりもっともっと「シンプル」にして欲張らないようにしないと今の選手には合わないのかなと。

 

もちろん、すべてを選手に迎合するつもりはありません。しかし、時代も生徒も変わっています。その部分を私自身が考えないといけない。そうでなければ同じことを繰り返してしまいます。この日、選手の中に「試合を想定して何をするか」という意識があったか。バトン練習をするという意味が本当に分かっていたか。疲れのある中で何をするのかを共有できていたか。

 

私自身、情けないなと思っています。もっと自分自身を俯瞰しなければいけない。できないではなく「やる」のです。それが足りていないなと痛感しました。

 

面白くないことを書いています。それでも言葉にすることで見直しができる。選手がこのblogを読むかどうかは分かりません。しかし、私の中で整理しなければいけない。次に向けて何をするのかをお互いに考える必要があります。

 

良い練習が続けてできていただけに勿体ないなと感じました。私自身の雰囲気づくりの失敗もあるのでしょう。前進したかなと思ったらまた戻る。この繰り返しです。考えさせられます。

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スピードが出る

2020-09-06 | 陸上競技

金曜日。この日も色々とあって練習開始時間が遅れる。とにかくやることが多い。そして個人的には「息つく暇ない」という感じ。バタバタ感が半端ない。ほとんど動き続ける感じです。練習計画を立てる余裕もなくなりそう。まー「社会体育」の中でスポーツをするというのもこれからは本格的に考えるべきだと思いますね。色々な意味で。

 

練習はできるだけシンプルに。この日は「中間の動き」を課題にしようと思っていました。前日に「加速段階」をやったのでこの日は「中間疾走」かなと。これも正解かどうかは分かりませんが。

 

補強だけはしておきたいので最初にサーキット。私は他の部の生徒と一緒に台風の後始末。汗だくです。サーキットは完全に任せました。これも2サイクルとしました。とにかくできるときに身体づくりをしておきたいなと思う部分があります。ここができなければこれから先上手くいく気がしません。時間はかかりますが・・・。

 

固定練習をしてチューブを使ったもも上げ。足運びメインです。直線的な足運びを覚えさせるために頻繁にやります。競技力云々ではなく「基本」は「基本」だと思います。丁寧にやれるときにはやっておきたいなと。

 

台ドロップをしてから縄跳び。ハードルドリル。なんとなく練習を絞っていくほうがいいのかなと感じていました。これも感覚。これまでは「幕の内弁当」のようにあれこれ詰め込んでいる部分がありました。これは今でもありますが。それにより少し消化不良が生まれるのかなと。あれこれ考えすぎてしまう感じもあるので。そのときそのときの選手の状況を見ながらウやっていかないといけないのかなという気はします。私自身の性格的なものもありますが・・・。

 

スイッチング&スキップをやってシザース。そこから最初の5歩のためにスティック5歩をやって「二次加速スティック」と「タタタ」を。で、T走をやる。これもT走2本スプリント1本です。走る量としてはかなり少ない。それでもこれからはこんな感じでもいいのかなと思っています。自分自身欲張ってしまう。何とかしなければいけません。

 

瞬発系シャフトをやってからハードルジャンプ。ここはセットだと思っています。力の使い方や身体の使い方をどうにかして覚えさせる。重要なことです。時間をかけながらやっていくことで様々なことが変わっていく。

 

つなぎで「スプリントミニハードル」を入れました。この辺りから「良いな」と感じる部分が増えていました。動きに切れがある。久々にこういう動きが見れた気がします。練習量が総じて減っているというのもあるかもしれません。動きが良くなると表情も明るくなる。この部分を経験させるのも重要かなと。

 

TBDM走を。自分で必要な種目2つ選んで実施。特に制限をかけずに。見ていると普段から「何とか楽をしたい」と思う選手が「DM走」だけを選択していました。間違いなく「T走」は負荷がかかるので選択しなかったのだと思います。常日頃の行動を見ています。「強くなるためにどうするか」という感覚が欲しい。「素質」としてはまずまずだと思いますが結局はこのままかもしれません。しつこく言います。が、ある程度を過ぎたらもう言わなくてもいいかなと。望まれないことを言い続けても面白くないですからね。

 

最後に90-90。これはかなり動きが良かった。スピードレベルもここ最近では最高かなと。もちろんまだまだやるべきことはありますが「走れる」という経験は自信になります。こういう部分がきちんとできるようになると面白いなと。最後に60mを1本走ったのですがこれは目を見張るものがありました。この走りがレースでできればいいなと。

 

もちろん良いことは続きません。私の指導ですから・・・。これはまた別に書きます。ひとまず記録として。

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