3月3日、ひな祭りです。
それとは関係ないけど(笑)、NHKのドラマ『セカンドバージン』が映画化されることになったそうだ。
あの鈴木京香主演のスマッシュヒットである。
「セカンドバージン」という言葉・概念・イメージ。
年下の男性とのドロドロ不倫ドラマだったこと。
NHKにしては大胆なベッドシーン。
世の“大人の女性たち”の関心を呼ぶのに十分だった。
いや、もうひとつ。
鈴木京香の相手役、長谷川博己も新鮮でよかった。
大人の女性たちに大好評だった。
で、映画化ということなんだろうが、大丈夫なんだろうか(笑)。
テレビ(しかもNHK)だったからこそ、ドラマだったからこそ、視聴者から「あそこまでよくやったねえ」と言われた。
テレビだったからこそ、大人の女性たちも、録画して一人で見るという楽しみがあった。
しかし、映画館まで行って、1800円を払って、「鈴木京香主演の不倫物語・愛憎劇」を見たいだろうか。
ちょっと疑問。いや、かなり疑問(笑)。
さらに気になることがある。
長谷川博己がドラマの最終回で死亡しているため、映画は鈴木京香の“新たな恋”を描くというのだ。
うーん、いいのかねえ。
あのドラマの“成功”の、かなりの部分を、長谷川博己は背負っていたと思うのだが。
誰か、長谷川よりも有名かつ大物の俳優が起用されたとしても、ドラマほどのインパクトが生まれるだろうか。
最近は、ドラマのヒット作を映画化するのが普通になっているけれど、必ずしも全部が成功しているわけではない。
何でも映画化すればいいってもんじゃないのだ。
映画を、そして映画の観客をナメちゃいけない、と思うんだけどなあ。
さて、映画版『セカンドバージン』はいかがなりますでしょうか。
6月の撮影開始。公開は9月の予定だそうです。
<このブログに書いた関連記事>
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