碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

「思いもしなかった3月」が終わる

2011年03月31日 | 大学

今日、3月31日は2010年度最後の日。

「思いもしなかった3月」になってしまったわけだが、明日、4月1日から2011年度の新学期となる。

今日は在学生向けのガイダンスが行われて、キャンパスも久しぶりで賑わった。

卒業式も入学式も中止のため、どこか“区切り感”が希薄になっているが、一応、今日は“ひと区切り”の日だ。

明日から、学生たちも、それぞれ学年がひとつアップ。

「1年間、おつかれさまでした」と「新年度、よろしくお願いします」が交差する。






今日も構内では震災の募金が行われていた。

毎日、ポケットの中にある分を入れさせてもらっている。

被災地の子どもたちは、どんな気持ちで新学期を迎えようとしているのだろう。

せめて1日でも早く、東北に桜咲く春が来てほしいと思う。



日本テレビを眺めながら

2011年03月31日 | テレビ・ラジオ・メディア

打ち合わせがあって、新橋・汐留へ。

機関車のある駅前広場と反対側は高層ビルが林立している。

かつてそこに何があったのか、もはや思い出せない。


見上げれば、威風堂々の日本テレビ社屋。

28日に、日本テレビの代表取締役会長・氏家斉一郎さんが亡くなったことを思い出した。

ここ数年、雑誌などでの、「テレビの危機」に関する率直な発言が印象に残る。

合掌。


30日夜、日本テレビのドラマ『さよならぼくたちのようちえん』で放送事故。

画面が突然暗くなり、復活したかと思ったら、今度は約8分間、同じ場面が重複して放送されたという。

合掌。


日本テレビを退社した夏目三久アナウンサーが、4月からテレビ朝日の深夜バラエティー番組『マツコ&有吉の怒り新党』にレギュラー出演するそうだ。

捨てる神あれば疲労、いえ、拾う神あり。

今度は、しくじらないでね(笑)。

合掌。