遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

パキッと8月 ~三代澤本寿展~

2021-08-02 07:35:03 | 日々のあれこれ
昨日から8月です。

月末に家計簿も締めて、気分の切り替えが少しできました。
「さー8月、頑張るぞ。」という前向きな気持ちにもなってきました。

この休みはまずは、家にある色々な家電の説明書や保証書、書類を整理してすっきりさせること。

仕事は仕事で進路と文化祭とやることを明確にします。

昨日は晴天。次の月曜日から緊急事態宣言もでるだろう。

朝から万博自然文化園に出かける。

目的は二つ。
一つは日本庭園の蓮池を見ること。



すでに盛りを一週間は過ぎていて、枯れかけていた。広大な蓮池だけになんだか無残な気もした。
いくつかきれいに咲いていたが、、、。
ここは当然、池なのでで蓮が咲くころはいつもとても蒸し暑い。

目的の二つ目は日本民藝館の「三代澤本寿」の展覧会



本来、7月13日で終わりのはずが、コロナのために休館していたので会期が今日まで伸びた。
7月4日に予定されていた土井善晴の食に関する講演も中止されていた。

今まで三代澤さんのことは全く知らなかった。
芹澤啓介に感化され、柳宗悦に認められ、民藝の運動に関わっていく。
型染め作家である。ただ、布だけでなく、和紙を選んだのが凄い。
型染めを布に施すのと和紙にするのでは出来上がったマチエールが全く違う。
それだけで一つの日本画のような作品になる。

柳宗悦が亡くなってからは、民藝運動から距離を置き、海外に取材旅行に行ったり、クラシック音楽を題材に
作品を制作した。そこがモダンで普遍的な幅の広い作品になったんだろうなと思う。



マチエールの感じられるデザインポスターのような感じ。



写真撮影不可なのでWebからお借りしました。

このパキッとした感じが今の私の気分にピッタリだった。

観終わって、売店で籠やらスリップウエアなどの民藝器を観る。

うむ、やっぱり私には民藝は主張が強すぎて、なんだか飾っておきたい感じである。
柳さんのお鍋は持ってるんだけどね。

民藝館を出たら、葉の模様がきれいな蓮が咲いていた。

 

 
 

こういう自然の造形を観て作家さんは誘発されるのでだろうな。

ついでにカバまでいた。(模型です。あたり前だけど)


民博レストランですっごい冷えたスーパードライを飲み、パスタを食べて帰宅した。
この夏一番冷えて美味しいビールだった。
明日からは飲めないんだろうな。