民主小沢代表辞任の茶番劇

2009-05-11 22:00:18 | 政治
臨時ニュースで、民主党の小沢代表が辞任したと言っていた
夕方のニュースは、民主顧問(?)渡部氏が
マスコミの取材を受け
「小沢代表の辞任会見を見て涙が出た」と言っていた

そして「西松建設からの政治献金問題で、逮捕された秘書は裁判が始まれば無罪になることはハッキリしている。小沢代表の辞任はあくまで総選挙を勝つための手段だ」とも、

やっぱり、小沢代表辞任で、臭い物に蓋をするつもりなのだと
嫌になった

民主の議員達は、小沢代表が無罪だと思っていたのに
辞任を求めていたのか?
そうではないだろう

これまでのテレビ討論会などを見ても
決して、小沢氏が全くの濡れ衣であると固く信じて疑わなかった議員達はいなかったように見えた
否、もしいたとしても、それは、政治献金がなぜ悪いと
心底思っていた議員達であろう

総選挙を前に、民主のために
政権交代のために、潔く身を引いたと言う
美談にしようと言うのだろう

渡部氏など、早く辞任すべきと冷たいことを言っていたのに
いざ、辞任すると、あたかも
正義の人のような押し出し方をする

結局、民主の党内のありようも
その出身母体である自民党と同じと言うことではなかろうか
呆れて物も言えない

企業からのお金で政治が動く
国民は、この図式の前に、歴代自民党を中心とした、自民党出身の政権に煮え湯を飲まされてきた
もう騙されるわけにはいかないのではなかろうか

政治献金は、企業だけでなく、団体であろうと禁止
これこそ、本当に清潔な政治実現の第一歩である
四の五の言ってこれを先送りする輩に
われわれの未来を託すわけにはいかない

子どもの医療費助成制度全国で実施 ー 国の制度にするべきです

2009-05-11 11:05:06 | 政治
子どもの医療費助成が全ての自治体で実施された
こんな嬉しいニュースが 5月5日の 赤旗に掲載されました。

でも、3歳未満、と言う自治体から
中学校卒業までと言う自治体まで
自治体によって対象年齢に大きな開きがあります。

子どもの医療費助成制度は、1970年代に群馬県から始まりました。
私が、母親大会という女性の運動交流を行う大会に参加し聞いたところでは
小児科のお医者さんと、新日本婦人の会という女性団体が
少子化の時代、せめて医療費の心配なく子育てをしたい、させたい
こうしたことで運動を始めたと、群馬のお母さん方が話しておられました。

その運動が、全国に広がって、20数年たってやっと全ての自治体で実施されるようになった。
感慨もひとしおです。

東京では中々実現できませんでした。
私が子育てをしている間は、やっと制度が東京都で始まったと思っても
年齢が過ぎていたり、所得制限があったり
遂に恩恵に浴することはありませんでした。

しかし、議員になったばかりのとき
23区から越してきたお母さんが見えて、
「今まで住んでいた所ではうちの子は医療費が無料だったのに
東村山市にきたら、所得が基準以上だからダメですと言われました。
おかしいです。」とおっしゃいました。
そのお宅は共働きでもなく、サラリーマンだったのに、当時は所得制限に引っかかったのです。
この、引越しに伴う怒りは今も続いていますが・・・

それ以後、子どもの医療費助成の所得制限の廃止を
議会で何度も要求したり、出された請願を審査し、採択しようと議論しました。
しかし、住民から出された請願に
当時の議会で賛成したのは、共産党と草の根市民クラブのみだったと記憶しています。

東村山市では、東京都が年齢を引き上げたり、所得制限を引き上げたりという
制度の拡充に応じて、拡充がされました。
せめて、年齢の低いところから所得制限を廃止して他市並にしようと、
共産党が粘り強く要求し、他の会派とも共同して、今、四歳未満のお子さんは全員が医療費無料になっています。

23区は中学3年生まで全員無料、多摩の自治体でも、それが当たり前になってきました。
自治体の財政力の違いで格差があっていいはずがありません。
本来、子どもの医療費無料化は、国の制度として実施するべきです。

無駄なダム工事や巨大道路にお金を注ぎ込むのではなく
又、借金まみれで、一回限りののばら撒き給付ではなく
こうした制度としての福祉を実施すれば、家計から消費にお金が回るではありませんか

超エリートのお役人達が雁首そろえていて、なぜこうしたことに気が付かないのか
それとも、政治家、政治屋の人気取り政策に嫌といえないのか

国の政治変えなければ、どうにもなりませんね