熱いですね~
我が家では 娘たちは ぐだ~っとしているし
義母は腰が痛いので あまり動かないし
熱中症対策に水を飲めよというだけは言ってます。
私は、この暑さを絶好のダイエットチャンスに変えるためジムに通ってがんばっています。
が、なかなか効果は現れません。ビールが祟っているかも・・・
さて、保育合研の続きです。
全国からの報告を紹介しようと思います。
●宮城県仙台市 人口約101万人
保育園公立49、民間66 待機児2008年に740人 09年は620人
2007年=老朽化した保育園を10年で21箇所を廃止、民営化する方針を出した。
パブリックコメントでは反対が7割にも上ったのにこれを無視。
市民は、民営化を考えるシンポを開き反対の運動。
市は、子どもには何のメリットも無いが、民間だと7割の運営費でできると発言。
民営化しないでと言う訴えに 民間が悪いと言うのかとの攻撃も
2008年9月 受託法人が決定。移行に伴う子どもの影響は一切考えず見切り発車で民営化2009年4月 6ヶ月の引継ぎ保育。 子どもや保護者、保育士の不安や負担が増え、混乱も続いたが、落ち着いたからと、
2009年10月 正式に移管。
保護者会はあったが行事の手伝いなどが中心で、初めは民営化問題にどうしたらよいかわからず、でも、4人のお父さんが考える会を立ち上げ、市との交渉も含めがんばった。
●岩手県盛岡市 人口約29万人
盛岡市は、有識者、保護者、保育士などを含む公立保育園の有り方を考える検討で民営化、民間委託はやらないという結論を得たにもかかわらず
2006年1月 民営化方針を発表。18園全ての民営化を打ち出した。
2008年、2009年に各1園が民営化された。
2010年6月1日、次の移管先の公募が行われ、2ヶ月で決定し進める方針。
民営化された園の子ども、行事のたびに訪問する元保育者に
「先生どこ行ってたの?まってたのに、保育園がいやになったの?」と聞く。
「先生早く早く、僕たちもう準備できたんだよ、遅いよ・・・」と、休んでいたかのような声賭けを保育者にする
など、未だに慣れ親しんだ保育者と引き離されたことを理解できていない。
財政効果も、初め10億円といっていたものが
1億円になり、6000万になり、ついに4000万円に
この間、公立でも民間でも保育士の正規職員の新規採用が合わせて年間数名。
保育園の非正規化が進行している。ある民間の保育園の臨時保育士(男性)は、保育園で午後2時まで働き
3時からは別の園で保育、夜は別なバイトで生活している。
正規職員になるチャンスさえないと希望を失った顔。
民営化は進んでも、待機児の数は減らず、マスコミからさえ疑問の声が
公立保育園の施設改善予算も乏しく、このままコスト削減が進めば、民営化園の厳しい運営に追い込むことになる。
以上の報告を聞いて、
今や 公立は人を採用せず 子育て支援のノウハウを放棄しようとしている。
民間は、今かろうじて保育者を確保し、正規職員が多くを占めているものの
公立が民営化されるに伴って、
東村山市の保育予算はさらに削減されることは目に見えており
民間保育園の運営をも圧迫することになっていく
わが市で起こっていることとまったく変わらない事態が、すでに民営化に踏み出した自治体で起こっている
そんなことになってはならないと痛感しました。
報告に基づいて、会場からの発言がありましたがそれはまた次回に