6月議会の一般質問で 前年度繰越金を一定見込み、新たな政策課題の財源を確保する問題について聞きました。
前年度繰越金 とは前の年の財政運営で黒字になったお金のことです。
黒字分は、その半分を当該年度の積立金(財政調整基金など)にし、残りの半分を翌年度に繰り越して、一般財源にします。
一般財源とは、何にでも使って良いお金と言う意味です。
その前年度繰越金を 一定額見込むことができれば新たな財源が確保できるのです。
これをどれくらい見込むかで、市民の願いに応え、新しい制度を発足させることも福祉の拡充に使うこともできると言うことです。
この間、東村山市は口を開けば「金が無い」と言います。
市長のタウンミーティングでも、市民からの「早くコミュニィティバスを走らせて貰いたい」との要望に「お金がないんだ」と言い続けています。
本当にお金がないのか?
東村山市は福祉も削り『節約』をしています。
職員の給料もこれ以上はないほど減らしました。
だから市財政は黒字になっているはずです。
市は、08年まで1億円を見込んでいた前年度繰越金を、09年度からは5000万円しか見込んでいません。
これをもっときちんと見込みなさいと言うのが質問の趣旨です。
所管の答弁は なかなか正確には見込めない。
また、予算の大原則は当年度で使い切ることだ・・などの原則を述べたのみ
その原則は当然です。
しかし、市長初め所管は、「今年も黒字になった」と市民向けには大宣伝をしています。
当年度主義が原則であるならば、黒字を出すことを目標にするのではなく
財源を有効に使って市民への施策に生かすことを最大の目標にするべきだと思います。
一覧表にできないのが残念ですが、
決算数値から拾ったものの一部を書き出すと
市は
2009年度予算で
08年からの繰越金を 5千万円 と見込んだ
08年の黒字額は 7億2085万円 だった。
黒字分の内 5億円を基金に積立
結果、09年度への繰越額は 2億2083万円。
予算より 1億7082万円多くなった。
2010年度は
09年からの繰越額を 5千万円 と見込んだ
09年度の黒字額は 11億6472万円
黒字分の内 6億1500万円を基金に積立
結果、実際の繰越額は 5億4972万円
予算より 4億9971万円も多くなりました。
正当に見込めば、住民要望に応えることのできるお金なのに、不当に低く見積もり、住民の願いに応えようとしないのはいかがなものかとおもいます。
もちろん、税収の収納状況など、住民の暮らしや給料の額の変化、国や都の補助金確保などにも左右されるわけですから、簡単に正確な把握ができるとは思っていません。
しかし、住民福祉に資するために、でき得る限りの努力をしてほしい、それを予算に反映してほしいと思っているのです。
前年度繰越金 とは前の年の財政運営で黒字になったお金のことです。
黒字分は、その半分を当該年度の積立金(財政調整基金など)にし、残りの半分を翌年度に繰り越して、一般財源にします。
一般財源とは、何にでも使って良いお金と言う意味です。
その前年度繰越金を 一定額見込むことができれば新たな財源が確保できるのです。
これをどれくらい見込むかで、市民の願いに応え、新しい制度を発足させることも福祉の拡充に使うこともできると言うことです。
この間、東村山市は口を開けば「金が無い」と言います。
市長のタウンミーティングでも、市民からの「早くコミュニィティバスを走らせて貰いたい」との要望に「お金がないんだ」と言い続けています。
本当にお金がないのか?
東村山市は福祉も削り『節約』をしています。
職員の給料もこれ以上はないほど減らしました。
だから市財政は黒字になっているはずです。
市は、08年まで1億円を見込んでいた前年度繰越金を、09年度からは5000万円しか見込んでいません。
これをもっときちんと見込みなさいと言うのが質問の趣旨です。
所管の答弁は なかなか正確には見込めない。
また、予算の大原則は当年度で使い切ることだ・・などの原則を述べたのみ
その原則は当然です。
しかし、市長初め所管は、「今年も黒字になった」と市民向けには大宣伝をしています。
当年度主義が原則であるならば、黒字を出すことを目標にするのではなく
財源を有効に使って市民への施策に生かすことを最大の目標にするべきだと思います。
一覧表にできないのが残念ですが、
決算数値から拾ったものの一部を書き出すと
市は
2009年度予算で
08年からの繰越金を 5千万円 と見込んだ
08年の黒字額は 7億2085万円 だった。
黒字分の内 5億円を基金に積立
結果、09年度への繰越額は 2億2083万円。
予算より 1億7082万円多くなった。
2010年度は
09年からの繰越額を 5千万円 と見込んだ
09年度の黒字額は 11億6472万円
黒字分の内 6億1500万円を基金に積立
結果、実際の繰越額は 5億4972万円
予算より 4億9971万円も多くなりました。
正当に見込めば、住民要望に応えることのできるお金なのに、不当に低く見積もり、住民の願いに応えようとしないのはいかがなものかとおもいます。
もちろん、税収の収納状況など、住民の暮らしや給料の額の変化、国や都の補助金確保などにも左右されるわけですから、簡単に正確な把握ができるとは思っていません。
しかし、住民福祉に資するために、でき得る限りの努力をしてほしい、それを予算に反映してほしいと思っているのです。