昨日15日より 決算特別委員会が開かれています。
2010(H22)年度決算審査です。
昨日は、一般会計決算の認定に当り、提案の補足説明が副市長により行われ、
その後、歳入の審査より始まりました。
東村山市の2010年度一般会計決算の概要は
歳入(収入)=481億207万2768円
歳出(支出)=472億6099万1852円
差し引き額 = 8億4108万916円
この余ったお金から 2011年度に使うべきお金
359万6千円を引いて
実質的に 8億3748万5千円が黒字です。
連続して黒字だと市長初め当局は説明をしています。
しかし、手放しで喜んで良い黒字の中身ではありません。
この間、市職員の退職のための積立をしてこなかったために
退職金支払いに当たって
借金でこれを調達し、
2010年度も 退職手当債と称する借金を
6億8000万円 しました。
この退職金を 一般財源で賄えば黒字幅は大幅に縮減されます。
財政調整基金に積み立てることもできなくなるということです。
現市長の市政下でなかったとはいえ
前市長時代に、職員退職基金への積み立てが殆どされなかったために
今日の借金で退職金を支払うという事態を招いています。
職員退職金は、少なくとも一人の職員が市役所に入所したら、
定年60歳まで働けば退職金は幾らになるかは予測できるはずで
これをあらかじめ積み立て準備をするために
職員退職基金が作られていました。
前市長が行ってきたこうした市政運営に、
議員時代に、何の意見もつけずに賛成してきた責任は問われます。
退職金積立については、
H24年以後、財政調整基金から移すといいます。
今の財政運営のあり方から、こういう問題が浮かび上がってこざるを得ません。
2010(H22)年度決算審査です。
昨日は、一般会計決算の認定に当り、提案の補足説明が副市長により行われ、
その後、歳入の審査より始まりました。
東村山市の2010年度一般会計決算の概要は
歳入(収入)=481億207万2768円
歳出(支出)=472億6099万1852円
差し引き額 = 8億4108万916円
この余ったお金から 2011年度に使うべきお金
359万6千円を引いて
実質的に 8億3748万5千円が黒字です。
連続して黒字だと市長初め当局は説明をしています。
しかし、手放しで喜んで良い黒字の中身ではありません。
この間、市職員の退職のための積立をしてこなかったために
退職金支払いに当たって
借金でこれを調達し、
2010年度も 退職手当債と称する借金を
6億8000万円 しました。
この退職金を 一般財源で賄えば黒字幅は大幅に縮減されます。
財政調整基金に積み立てることもできなくなるということです。
現市長の市政下でなかったとはいえ
前市長時代に、職員退職基金への積み立てが殆どされなかったために
今日の借金で退職金を支払うという事態を招いています。
職員退職金は、少なくとも一人の職員が市役所に入所したら、
定年60歳まで働けば退職金は幾らになるかは予測できるはずで
これをあらかじめ積み立て準備をするために
職員退職基金が作られていました。
前市長が行ってきたこうした市政運営に、
議員時代に、何の意見もつけずに賛成してきた責任は問われます。
退職金積立については、
H24年以後、財政調整基金から移すといいます。
今の財政運営のあり方から、こういう問題が浮かび上がってこざるを得ません。