きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

オスプレイ 低空飛行ルート⑥ ブラウンルート

2012-08-26 15:46:10 | 平和・憲法・歴史問題について
オスプレイ 低空飛行ルート⑥ ブラウンルート
未記載で自由に飛行

米海兵隊は中国山地を貫くブラウンルートでもオスプレイの低空飛行訓練を行うことを認めています。しかし、なぜか「環境レビュー」には記載がありません。
ただ、写真家の山本皓一さんが、1993年夏に岩国基地(山口県岩国市)内で撮影し、『軍事同盟・日米安保条約』(クレスト社刊)に掲載した写真には、フライトスケジュールを打ち合わせている米兵の背後に訓練ルートが記された地図が写っており、「ブラウンルート」は七つの点で結ばれていました。



【飛行ポイント】
①犬伏山付近
②猿政山付近
③道後山と毛無山の中間
④湯原ダム
⑤恩原湖周辺
⑥氷ノ山付近
⑦生野ダム


低空飛行問題に詳しい岡山民報の大野智久前編集長が写真中の経緯線をたよりに地図と照合すると、七つの飛行ポイントは別項のようになりました。
悲鳴があがるほどの低空飛行が繰り返される広島県三次市立作木小学校の谷は、ブラウンルートの入り口付近にあたると推定されます。どの地点も目撃情報は多数ありますが、線ではなく、実際の経路は数10キロ程度の幅があるようにもみえます。米軍機は予告もせず、自由自在に飛び回っているのが実情です。
(おわり)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年8月23日付掲載


兵庫県の県北を通るルートですので、兵庫県平和委員会や但馬地方の共産党の組織も監視活動を続けてきました。地元の自治体とも協力して、県に申し入れたり、防衛省(防衛庁の時代から)に「米軍に低空飛行やめるように言え」と申し入れたりしてきました。
砂湯(混浴の露天風呂)で有名な湯原ダムも標的にされていたのですね・・・。