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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

野党統一新参院議員に聞く⑤ 長野・羽田雄一郎さん (52) 国民民主党公認 子や孫に平和つなぐ

2019-08-18 12:50:43 | 参議院選挙・統一地方選挙(2019年)
野党統一新参院議員に聞く⑤ 長野・羽田雄一郎さん(52) 国民民主党公認 子や孫に平和つなぐ

全国的に低投票率の中で51万2462票の得票、自民党候補に14万を超す票差で5選を果たしました。安倍政権を退陣に追い込みたい、参院で「憲法改正」をめざす人たちの議席を3分の2から割らせたいという県民の強い意思が通じるようなたたかいが、長野県内でできました。
今回の選挙で、安倍総理はずっと「憲法改正」を言い続けました。憲法は国民のもの。憲法の順守は、国民に選ばれた私たちの役目です。行政府のトップである安倍総理が、「憲法改正」を声高々に言うのはおかしいです。国会の中で、平和を守るために努力し続けます。




家計立て直しへ
市民団体「信州市民アクション」と県内野党4党(共産、国民、立民、社民)とで協定書を交わしました。エネルギー政策など私たちの主張と異なる部分もある中、議論を重ねて約束した協定を一つ一つ、クリアにしたい。
共産党は大事な候補者である長瀬由希子さん(党県書記長)を降ろし、私に一本化しました。考えの違いを認め合い「安倍1強内閣を倒す」の共通項でたたかえました。共産党には感謝しますし、今後も一緒に答えを出していけると感じました。
国民民主党として「家計第一」を訴えてきました。喫緊の課題は、国民生活を立て直すことです。アベノミクスは失敗し、「老後2000万円」の年金問題が起きました。選挙中も70歳を超えたお母さんが「国民年金では暮らしていけない。生活保護に移りたいと申請したが、却下された」と話していました。
国民年金で暮らせないのはおかしな話です。給付が下がり掛け金が上がる「マクロ経済スライド」は入れずに、国は最低保障年金をつくった方がいいですね。7人に1人という「子どもの貧困」の解消や、農業者戸別所得補償制度の復活・拡充などにも取り組みたい。

安保法制廃止を
防衛費が過去最高を更新していますが、本当に必要ですかと。この小さな島国に8隻のイージス艦やイージス・アショアがいるのか、検証する必要があります。
集団的自衛権を行使しなくても、個別的自衛権で国民の命と財産は守れます。最終的には政権交代をなしえて安保法制を廃止し、平和な日本を子どもや孫たちの時代につなぎたいと考えています。(山本健二)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年8月18日付掲載


「家計第一」というスローガンは国民民主党独自のもの。それは主張しながら、年金問題やイージス・アショア、安保法制などで一致してたたかう。
自民党候補に14万票を超す大差で勝利。頼もしいですね。

コメント
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