NZ、30年までに50%削減 削減目標を引き上げ
ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は10月31日、温室効果ガス排出削減の2030年までの目標について、これまでの05年比30%削減から同50%削減に引き上げると発表しました。国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に、より意欲的な目標を提示したかたちです。
アーダーン首相は同日発表した声明で、「海に囲まれ、経済を土地(農業)に依存している国として、われわれの排出量は世界の中では小さいが、気候変動の影響から逃れることはできない。われわれが責任を果たすことは重要だ」と表明しました。
ニュージーランドのアーダーン首相(ロイター)
パリ協定は、今世紀末までの世界の気温上昇を産業革命前に比べて1・5度未満に抑えることを目標にしています。NZの政府独立機関「気候変動委員会」は5月、16年に政府が掲げた30%削減の目標は、パリ協定と両立しがたいと述べ、05年比で36%以上の削減を行うよう提言していました。
アーダーン政権は第2期になって、公的セクターを25年までに実質排出ゼロにすることや、公営バスには25年以降ゼロエミッション車のみを購入することなどの排出削減策を打ち出しています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2021年11月2日付掲載
「海に囲まれ、経済を土地(農業)に依存している国として、われわれの排出量は世界の中では小さいが、気候変動の影響から逃れることはできない。われわれが責任を果たすことは重要だ」と、ニュージーランドの首相。
さすがですネ。積み重ねが大事です。
ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は10月31日、温室効果ガス排出削減の2030年までの目標について、これまでの05年比30%削減から同50%削減に引き上げると発表しました。国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に、より意欲的な目標を提示したかたちです。
アーダーン首相は同日発表した声明で、「海に囲まれ、経済を土地(農業)に依存している国として、われわれの排出量は世界の中では小さいが、気候変動の影響から逃れることはできない。われわれが責任を果たすことは重要だ」と表明しました。
ニュージーランドのアーダーン首相(ロイター)
パリ協定は、今世紀末までの世界の気温上昇を産業革命前に比べて1・5度未満に抑えることを目標にしています。NZの政府独立機関「気候変動委員会」は5月、16年に政府が掲げた30%削減の目標は、パリ協定と両立しがたいと述べ、05年比で36%以上の削減を行うよう提言していました。
アーダーン政権は第2期になって、公的セクターを25年までに実質排出ゼロにすることや、公営バスには25年以降ゼロエミッション車のみを購入することなどの排出削減策を打ち出しています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2021年11月2日付掲載
「海に囲まれ、経済を土地(農業)に依存している国として、われわれの排出量は世界の中では小さいが、気候変動の影響から逃れることはできない。われわれが責任を果たすことは重要だ」と、ニュージーランドの首相。
さすがですネ。積み重ねが大事です。
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