2022年12月05日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[米国NPFMC 来年2023年の自国EEZスケトウダラ生物学的許容漁獲量(ABC)勧告を発表]
米国北太平洋漁業管理委員会NPFMC底魚計画チームは、来年2023年の自国EEZのスケトウダラのTAC設定に向けた当該魚種の生物学的許容漁獲量(ABC)を2022年11月23日、別表のとおり提出した。
東ベーリング海、アリューシャン列島、ボゴスロフ、そしてアラスカ湾を含めた海域のABCは、約4割増の197万8,000トンとなる。
特に、主要海域の東べーリング海のABCは約5割増の168万8,000トンと評価されている。
前年となる今年2022年の東ベーリング海のスケトウダラのTACは、ABC111万1,000トンとイコールの設定となった。
なお、MPFMCは、本日2022年12月5日から同14日までの間、アンカレヂにおいて一連の評議会、諮問委員会等を開催する予定となっている。