先週から冬の名物イベント「飛騨高山酒蔵めぐり」が開催されている。
これは市内7軒の造り酒屋が、酒蔵を1週間交代で公開する催しである。
今日はコインランドリーの待ち時間を利用して、今週の公開酒蔵「田邊酒造場」を見学してきた。
普段は入ることも見ることも出来ない酒蔵の中を、ガイドの説明付きで案内してくれる。
100年以上も経つ古い商家作りの奥に土蔵が並び、大きな釜や樽、麹室、酒造道具などを見ながら、清酒が出来るまでの工程が見学できる。
見学後、新酒の試飲とお土産の盃をプレゼントしてくれる。
車を運転するので試飲は出来なかったが、かわりに頂いた甘酒がとても美味しかった。
徒歩圏内に7軒の造り酒屋が共存しているのは、お酒好きな飛騨の人たちが好みの酒を選びながら支えてきたからだろうか。
高山に住み始めた頃は酒屋の多さに驚いたが、接骨院、薬屋も他の町に比べるとずいぶん目立つ。
飲み過ぎて薬の世話になったり、飲み屋の帰りに滑って骨折する人が多いのかなと、つまらない想像をしている。