名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨そば

2009年09月25日 | セカンドルーム

 

今朝は一面の霧に覆われていたが、日が高くなるにつれて青空が広がってきた。


乗鞍岳の上空にかかる積乱雲は真夏のようで、最近は澄み切った秋の空で、ひつじ雲を見ることが少ない。

 
飛騨地方はそば畑が目立つようになって、黄金色の稲田の隣でそばの白い花が咲き乱れている。
荘川や国府、清見などは比較的そば畑が多かったが、市街地の周辺でも目立つようになってきた。
もともと飛騨の高地は米が出来ないため、痩せ地でも育つ粟や稗、そばを主食にしていた。
土地や品種改良で米が取れるようになってからは、雑穀を作ることも食べることも少なくなった。
米の代用として食べていたそばを、好んで食べる人が少ないためなのか、ラーメン屋は多いが蕎麦専門の店は少ない。
好みに合う店を探しているが、観光地で旨い蕎麦屋を探すのは難しい。
手打ちそば「夢の蔵」は、好みの店の一つで、通りかかった時にはよく立ち寄る。


今日は信州産の十割そば(850円)を食べたが、意外に繊細な食感で喉越しも滑らかだった。
いつも飛騨産の二八そばを注文しているが、同時に食べ比べをしてみないと差は分からないが、どちらも旨いと思う。
高山ラーメンは全国区になったが、飛騨そばの評価も上がりつつあり、食生活の変化でそばの需要も増えているようだ。

コメント (2)
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