名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の雨

2009年09月29日 | セカンドルーム

 

昨夜から降り出した雨は、今朝になって本降りになった。
久しぶりの雨を喜ぶ人もいるが、困る人も多い。


雨が長く続くと、はさ干し中の稲束が濡れてカビが生えたり、籾から芽が出ることもあるという。
大規模な田はコンバインで刈り取って、人工乾燥するので天気に左右されることは無い。


はさ干し中の稲は雨が大敵だが、雨よけで覆って晴天を待つ以外に方法は無い。
雨降りの後に冷え込むと、山のきのこが一斉に出るので、この雨を待っている人も多い。

天候だけは人の力でどうしようもないが、それをコントロールしながら工場生産的な農作物もたくさん作られている。
自然が頼りの山里の農業は、効率も悪く不安定だが、雨や風や光を巧みに利用しながら作っている。
きれいな水と空気で育った作物は、大地の味と香りに満ちてとてもおいしい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする