名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の秋祭り

2009年09月19日 | セカンドルーム

 

飛騨地方では9月中旬から10下旬にかけて、各集落で秋祭りが行われる。
青い空に祭り幟がはためき、太鼓や鉦の音が鎮守の森から聞こえて来ると、秋の深まりを身近に感じる。
ここ岩滝地区でも9月18日に岩井神社の例祭が行われ、19日に津島神社、20日に白山神社で行われる。
小さな集落で行われてきた祭りは、踊りの輪が年々小さくなったり、祭りの役を簡素化するなど、過疎高齢化によって少しずつ変化している。
長い歴史に支えられてきた伝統の祭りを絶やしたくないという氏子たちの使命感と、集落の一体感を維持するための行事としての意識も強く、様々な障害をを乗り越えて行われている。
足腰のおぼつか無いお年寄りも祭列に加わったり、幼い子供たちがけな気に舞う姿などは感動的である。
いつもの事ながら、自然を敬い自然と一体となって暮らしてきた人たちの祭りが、いつまでも続いてほしいと願う気持ちが募ってくる。

コメント (6)
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