昨日は、福地温泉からの帰りに家に寄り、留守番をしていたユキ(柴犬)を乗せて名古屋へ向かった。
天気は快晴で日差しも暖かく、せせらぎ街道は所々で雪が融けて、路面が現れていた。
西ウレ峠で休憩をしていても、いつもの肌を刺すような寒さは感じなかった。
今日は学生時代の仲間7人と栄で落ちあい、蔵人厨「ねのひ本店」(名古屋伏見)で食事をした。
この店は、蔵元盛田の直営店で、酒蔵を模した重厚な店内とオープンキッチンの開放感が独特の雰囲気を出している。
ねのひ箱膳コース を食べたが、2段の箱膳に小鉢、お造り、焼き物、和え物、酢の物などに、粕汁、握りずしなどが出た。
新鮮な地の素材を使い、オープンな厨で紺の法被を着た料理人が、てきぱきと動く姿を見ているだけでも食欲をそそる。
日本酒は猪口2~3杯で良い気持ちになってしまうが、ここでしか味わえない大吟醸の原酒は、左党にはたまらない逸品だろう。
料理の味付けも好みに合ったし、量も程ほどで箸も会話も酒もピッチが上がり、楽しいひと時を過ごしてきた。