名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山岳遭難の救助活動

2010年01月05日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は曇り時々晴で、北の風が強くて寒い一日だった。
飛騨地方の天気も気になるが、相変わらずの荒れ模様で、雪は今週一杯は続くようだ。
ユキ(柴犬)は風を避けて、高山から持ってきたダンボールハウスの中で、昼寝をしたりして寛いでいる。


今日は予定も無く、孫を連れて近くの公園へ行ったり、買い物について行ったりしているうちに日が暮れた。

新聞報道によると、聖岳や寺地山に登っていた人たちはヘリで救助されたが、穂高のパーティーは厳しいようだ。

 寺地山から薬師岳眺望
寺地山は2008年6月に登ったが、湿原や池塘が点在し、草原や広葉樹林も豊かで自然公園のようなのどかな風景が思い出される。
飛越国境の山は豪雪地帯で、連日の大雪で身動きが取れなくなったのだろう。
同行した山岳ガイドは、胸までもぐる雪は予想外で、これ以上は無理と救助を頼んだようだ。
登山は自己責任を問われるスポーツであったが、最近はガイド付きや公募ツアーなど登山スタイルの変化で思わぬ事故も発生している。
刑事責任を問われるので、ガイドやツアー主催者は早めに救助を求める傾向が強くなるようだ。
かなり山奥まで携帯が繋がるようになって、深刻な事態になる前に助けを求めるのは当然かも知れないが、救急車をタクシー代わりに呼ぶ人がいるように、救難ヘリを安易に頼る人も多くなるだろう。
命をかけて救助に向かう人たちのことを思うと、悪天候を強行してまで山に登る気にはなれない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする