名駅で買い物をしたついでに、去年の秋に竣工した名古屋駅前の愛知県産業労働センターの食堂街にある「麺や 六三六」で、ラーメンを食べてきた。
店頭の看板には、「スープは千葉県産の煮干しと、北海道産の昆布でだしを取り、鶏がらを5時間煮出したものと、豚骨と大量の野菜を、14時間煮込んだものを三つ合わせて作り上げます。化学調味料を一切使用せず、背油や魚油をほとんど使用せず作り上げたこのスープのとろみは、すべて野菜のとろみです。胃にやさしい、おいしいスープをつくるには、手間と時間がかかります。 」と手書き風に店頭に記されている。
昼と夜に営業をしていて、だしが無くなると閉店すると書いてあるが、夜は9時前に終わる日もあるようだ。
お昼過ぎに行ったが、2~30人ほどの行列が出来ていた。
つけ麺が人気のようだが、極太麺は好きでないので、普通のラーメンを注文した。
スープはとろみがあり濃厚な舌触りだが、口に甘みが残るのは玉ねぎのせいだろうか。
チャーシューや麺はうまいと思ったが、色々な素材をじっくり煮込んだスープは、単純な味に慣れた舌に余り馴染まなかった。
同じエリアにある、「江南」の中華そばの昔ながらの味の方が好みに合う。
帰りに「coffee shop KAKO」に立ち寄ったが、ここのコーヒーはコクがあって香りも好きだ。
最近はドトールやスタバの味に慣れてしまったが、たまに飲む深煎りの苦味の利いたコーヒーはうまかった。
夜は昔の仲間と、栄のドイツ料理屋「Pilsen」で、ソーセージやジャガイモ料理などを肴に黒ビールなどで満腹になった。
体を動かさないで食べ歩きは、体に悪いと思いながらも、町に居ると誘惑に負けて夜中まで遊んでしまう。