昨日は奥飛騨温泉郷の「松宝苑」に泊まった。
平湯の外れに建つ一軒宿は、田舎家風の造りで風情のあるたたずまいであった。
3000坪の敷地の中に15室ほどの客室があり、個人客しか泊めないので静かな旅館だ。
渡り廊下で行く風呂はちょっと寒いが、脱衣所と湯船が一体で湯治場の雰囲気がある。
シーズンを通して同一料金は良心的だし、食事も定番の岩魚や飛騨牛のお造りなど、3の膳まで出て豪華だった。
雪に埋もれた家を後に、雪の降りしきる雪道のドライブ、菅笠で雪を除けながら湯につかり、雪を見ながら食事と雪尽くしの一日だった。
帰り道に新穂高ロープウェイまで足を伸ばしたが、激しい雪のため乗らないで引き返した。
登山センターでは、涸沢岳西尾根で行くえ不明になっている3人のパーティーの情報収集をしていた。
荒天で捜索は難しそうだが、無事を祈りたい。
お昼に家に着いても雪が止む気配は無く、ロータリー除雪車が勢いよく家の前の道路をかいて行った。
これから留守番をしていたユキ(柴犬)を乗せて名古屋へ。