今日の名古屋は、晴れたり曇ったりの穏やかな一日だった。
ユキ(柴犬)は玄関脇の植木鉢の上がお気に入りで、いつものんびり寛いでいる。
草花を掘り起こしてしまうので、古タオルを敷いたら、心地良さそうに昼寝をするようになった。
犬は環境への順応性があるようで、居心地の良さそうな所にうまく収まってしまう。
午後は、以前注文しておいた山道具を受け取りに、栄の好日山荘へ行ったついでに、ユニクロの新しい店に行ってきた。
アウトドアが好きで、四季を通して近くの山に出かけているが、体力の衰えとともに山の装備に気を使うようになってきたた。
登山スタイルも、ひたすら高みや頂上を目指すだけでなく、山麓や藪山をのんびり歩いて、自然に触れ自然を楽しむようになってきた。
雪山は防寒対策が大事で、アウターの防寒衣はゴアテックスや、ダウン、フリースなどを、目的地や天候などによって使い分けている。
いずれも軽量コンパクトで気軽に携行できるので、重ね着したり脱いだりして簡単に調整が出来る。
肌着は冬の行動中に着替えをすることが出来ないので、汗対策が最も重要だと思っている。
天然素材は、汗をかいた後も冷たさが残り乾き難いので、不快感も残るし体温も奪われてしまう。
最近は高機能アンダーウエアが普及して、商品を選ぶのに迷うほど豊富に出回っている。
ひと頃はアウトドアショップで、吸湿発熱素材の肌着1枚が10.000円前後もしていた。
新しい素材の着用感は確かに快適で、汗をかいた後もぞくぞくとするような冷たさは無かったが、格別の暖かさまで感じることも無かった。
色々なメーカーを試してみたが、汗に濡れた不快感が少ない分暖かさを感じるが、肌着が発熱しているという実感はもてなかった。
昨年試しに買ったユニクロのヒートテック上下は、それぞれ1.500円であったが、今まで使っていた値段の高い高機能アンダーウエアと同じで、さらっとした肌触りは快適であった。
今日、スペアーにもう一組買おうと店へ行ったが、今シーズンは完売で在庫は無いとのことだった。
家庭やオフィスの暖房を下げたり、厚着を止めて省エネに協力をするなどの動きと低価格が、ヒートテックの人気に拍車をかけているのだろうか。
アウトドア用品メーカーのウエアも、ひと頃に比べればずいぶん安くなったような気がする。
割高であった特殊な分野の市場に、高品質で低価格商品を提供してくれれば、消費者にとってありがたいことだ。