名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の稲刈り

2010年09月14日 | セカンドルーム

 

朝晩の気温が20℃を切るようになり、夜は窓を閉めて、しっかり布団をかけて寝ている。
数日前の暑さが信じられないが、秋は着実に近づいてきた。
台風や日照り、イノシシの被害も無く、黄色く色づいた稲穂が、たわわに実をつけてる。
今週は天気も安定しているので、明日は稲刈りをすることにした。


今日はその準備のために、田んぼの4隅の稲を鎌で刈り取り、農道の草刈りをした。
今年は手刈りでなく、バインダーと呼ばれる稲刈り機でやってもらうので、機械がターンをするスペースを作るため、隅を刈り取る必要がある。
バインダーは、稲刈りと同時に稲を結束する機械で、手刈りに比べると数倍の速さがある。


奥の田んぼでは、例年通りに2人3脚の稲刈りが始まった。


おじいさんがバインダーを操り、おばあさんは隅の稲を刈ったり、落穂や稲束を集めている。


コンバインや乗用タイプなど、高性能機械が次々と開発されているが、おじいさんは手になじんだ一条刈りの年代ものが扱いやすいようだ。


米作りも、今年が最後だと言いながら、1年休んだだけで、もう4年も続いている。
いつも杖を突いて歩いているが、田んぼに入るとシャンとする不思議な夫婦だ。
日暮れまでに稲刈りが終わり、明日は稲架(はさ)を立てて稲束を干す、はさ架け作業をするとのことだ。
今週から来週にかけて、いろいろなスタイルの稲刈りが、山里で繰り広げられる。

コメント (2)
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