名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里で稲刈りが始まった

2010年09月12日 | セカンドルーム

 

朝の雨もすぐに上がり、薄日がさしてきた。
雨上がりは湿度が高く、肌にまとわり付くような湿気は気分悪い。
空気が澄んだ高い空や、乾いた風が消えて、残暑が戻ってきたようだ。
今年の山里は、体感的にも周りの風景も、秋と夏が混在している。

 
たわわに実った稲穂やコスモスが咲き乱れる脇で、夏を代表する蓮の花や睡蓮が咲き誇っている。
秋の茸シーズンに入ったが、採れたという話は聞かない。
今頃は走りのマツタケが、市場の競りで高値で取引されたというニュースも入るが、季節告げる記事も目にしない。
涼しいはずの山の中は、まだ夏が残っているようだ。

 
わが田んぼも黄金色に変わり、稲穂が大きくお辞儀をしている。


早いところは稲刈りが始まったが、今年は好天に恵まれて、2週間ほど時期が早まったようだ。
今の実り具合なら、いつ稲刈りをしてもいいと、隣の田をやっている師匠から言われた。
夏の暑さで稲刈りが早く出来ても、品質や食味にはプラスにならないようで、喜んでばかりいられない。
稲も時間をかけてじっくり育てたほうが、おいしいお米が取れるようだ。
去年は10月4日に稲刈りをしたが、お天気や隣の田の予定を聞きながら、ぼつぼつ段取りを決める時期が来た。

コメント (4)
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