名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

アウトドアファッション

2010年09月13日 | セカンドルーム
今日は朝から、雲が低く垂れ込め、小雨が降ったり止んだりの、すっきりしない1日だった。
夕方近くになって、ようやく青空が広がり、いわし雲が明日の天気を約束してくれた。
外でやる仕事は残っているが、こんな日は気分が乗らない。
2万5千分の1の地形図を持ち出して、図上登山で気を紛らわせていたが、この秋に登る山が絞り込めない。
登山者の多い有名な山か、静かな無名の藪山かを迷うところだが、最近は体力相応の安全な山へ行くことが多くなった。
先日の地方版記事に、高山署管内の7,8月の夏山遭難発生状況が載っていた。
発生件数は21件で昨年を上回り、60歳以上の遭難者が43パーセントを占めて、最も多かった。
中高年の山岳事故が問題視されているが、山で出会う登山者の大半が中高年なので、事故で占める割合が高くなってもおかしくない。
最近は山の状況が少し変わってきて、若い女性の登山者が目立つようになった。
「山ガール」という造語を耳にするが、カラフルにコーディネートされた装備やウエアをまとった登山者に良く出会う。
数年前に、西穂高から焼岳へ行く途中で、山スカートにスポーツタイツ姿の若い女性に出会った。
当時はまだ少数派の素敵な登山スタイルに、少しドギマギしたが、今はそれほど違和感を感じることも無くなった。
中高年の、画一的な登山ファッションより、スポーティーで垢抜けしている。
こうした傾向は登山だけでなく、スポーツバイクで颯爽と走る若い女性の姿もよく見かける。
乗鞍スカイラインで追い越していった、若い女性のおしゃれなサイクルファッションが、今でも脳裏に残っている。
サイクルジャージにレースパンツが主流であったが、最近はそのまま街へ出てもおかしくないような、かっこ良くて個性的な姿が多くなった。
登山も自転車も、安全性さえ備わっていれば、装備や服装を楽しむのは大いに結構だし、時代のニーズにも合っていると思う。
アウトドアショップを覗いても、ファッション専門店と見まがうような雰囲気に変わってきた。
「歴女」市場の拡大が言われて久しいが、「山ガール」ブームも、広がりを見せているようだ。
コメント (4)
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