今日の名古屋は、どんよりと曇って蒸し暑く、何となく梅雨時に戻ったようだ。
ユキ(柴犬)も蒸し暑さにうんざりしたようで、朝から冷たいタイルの上で寝そべっている。
ぼつぼつ、お互いに里心が付いてきたようだ。
お昼に中学の同級生たちと栄で落ち合い、ミニクラス会をしたが、元気な人もそうでない人も様々だが、仕事や雑事からも解放されて、穏やかな暮らしを楽しんでいるようだ。
同世代の最大の関心事は健康問題で、持病があったり薬を手放せない人ばかりなので、話題はどうしてもそちらへ傾きがちだ。
そんな中で秋の一泊旅行が決まって、楽しく散会することが出来た。
話はがらっと変わるが、
7月24日を境にアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に切り替わることは、総務省の音頭で各テレビ局は、きめ細かく伝えていた。
名古屋の家も居間のテレビは、予め地デジ対応に買い替えていたので問題なかったが、寝室は急ぐこともないし長い時間見ないので、そのままにしてあった。
その日以降は、砂嵐でぜんぜん見れなくなると思っていたが、今日現在も、今まで通りにきれいに映っている。
不審に思って、地デジコールセンターへ問い合わせたところ、ケーブルテレビや光テレビの一部は、地デジをアナログ信号に変換して送信しているとのことだ。
詳しいことは、接続会社へ聞いてくれと、あまり親切な対応はしてくれなかった。
光テレビの契約をしているNTTのサポートセンターへ、デジアナ変換サービスの期間やBSが映らなくなったことを訊ねても即答が出来ず、後ほど連絡するとのことでいったん電話を切った。
しばらくして返事があったが、サービス期間は2015年3月までで、BSの信号は変換が出来ないとのことである。
どちらも、即答できなかったり、しどろもどろの回答ですっきりしなかったが、テレビが映らない人への対応は出来るが、映るのになぜ相談するのかということのようだ。
アナログ放送終了の告知は、耳にたこが出来るくらい聞いたが、アナログテレビで地デジが2015年まで視聴出来ることは見落としていた。
PR不足は腹立たしいが、政官業にとってネガティブな要素を敢えて取り上げる必要はないと思っているのだろう。
先ほどアナログテレビを見ていたら、2015年まで視聴できるが、早めの切り替えをというテロップが流れていた。
何だかこの対応も取って付けたようで、今さらと思ってしまう。
東北地方のように、アナログの1年延長も可能だし、デジ・アナ変換機も市販されていることから見ても、全国一斉に買い換えを促す必然性は薄いように感じる。
突貫生産した地デジTVを、混雑してサービスが低下した店で急いで買わなかったことが、せめてもの慰めだ。