今朝、曇り空の名古屋を出て高山へ向かった。
美濃あたりから激しい雨が降り始めたが、坂本峠を越えて飛騨に入ると雨も止み窓を開けて走ることが出来た。
せせらぎ街道の緑のトンネルと、沿道のシラカバ林は目にも涼しく、涼風も飛騨へ来たことを感じさせてくれる。
夏休みに入ると、西ウレ峠の休憩所や清流のほとりのごみの散乱が気になる。
親子連れや若いグループが、楽しそうに食事をしたり、休憩している姿はほほえましいが、心ない人たちのマナー違反が気分を壊す。
小さな子供の目の前で、平気で吸殻を捨てたり、ごみを放置する幼い親に、「ごみは持ち帰りましょう」の看板は通じない。
昼前に家に着き田畑を見回ったが、雑草が伸びている以外は何も異常はなかった。
稲も順調に生育しているようで、穂を含んだ茎は丸みを帯びて膨らんでいた。
名古屋へ行くときに、少し青いトマトや小さいキュウリ、ナスも取って持ち帰ったが、わずか数日間の留守で夏野菜は熟れ過ぎる状態でたくさん実をつけていた。
雑草もそれに劣らずびっしりと茂っていた。
人間は遊んだり休んだりするが、畑の作物や雑草は、その間も休むことなく伸び続けている。