名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

朝の散歩風景

2011年07月22日 | セカンドルーム

 

毎朝散歩する農道の脇で、オオマツヨイグサを目にするようになった。
宵待ち草とも呼ばれる黄色い花は、夕方に咲いて朝には萎む儚い花である。
「♪待てど暮らせど来ぬ人は 宵待草のやるせなさ~ ♪」は、竹久夢二の一節であるが、一夜の逢瀬が実らなかったことを詠んだのだろうか。


一晩中咲いた野辺の花は、夜行性の我を蜜で誘ったあと、うつむき加減に萎み始めていた。

農道の上には、たくさんのクルミが散乱していた。


ぶどうの房のように垂れ下がったクルミの一部が、風も無いのに落ちてくる。
毎年今頃になると見かける光景で、未熟なクルミがなぜ落ちるのか不思議でならない。
桃やリンゴなどは、良い実を残すため摘果しているが、それと同じことを自然にやっているのだろうか。


栗の花穂から強烈な匂いを放っていたのは、つい先日のように思えるが、もう可愛らしいイガに変わっていた。


青いイガは軟らかく、針に触れても痛くない。
秋になれば、イガが弾けてたくさんの山栗が落ちてくる。

今日も昨日の続きで畑の草取りをし、伸びたトマトやナス、ピーマンなどの幹を支柱に結束をした。
スイカとメロンのわき芽欠きをし、実の位置を変えて太陽が満遍なく当たるようにした。

 


スイカは子供の頭ほどになり、メロンも縞模様がはっきりしてきた。
野山は実りの秋に、畑は盛夏の取り入れに向かって、確実に季節が進んでいる。

コメント (6)
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