久しぶりに散歩をしたが、飛騨の朝は寒かった。
もみじの葉には、薄っすらと霜が残っていた。
昨日は時間切れで出来なかったが、今朝はなめこの採取をした。
どの「ほだ木」にも満遍なく付いているが、やはり桜カンバの木が成績が良い。
1時間ほどかけて、バケツとレジ袋にいっぱい取った。
3~4日ほど収穫が遅れたので、栗色が淡くなり笠も大きく開いていた。
市場には出せないサイズだが、食べる分には歯ごたえがあっていい。
先日収穫した米の籾摺りと精米をしてきた。
無人のコイン精米機があちこちにあるので、この辺りの人たちは籾で保存して、必要な分だけ精米をしている。
籾を枡に投入して、玄米、八分、上白など指定してボタンを押せば、精米された米が出てくる。
さっそく夕食は新米を炊き、なめこと秋刀魚をおかずに、一人だけの収穫祭をやった。
育ち過ぎたなめこの味が心配だったが、味噌汁にしたら香りもぬめりもあって旨かった。
大型なめこは、適当な大きさに切って甘辛味の佃煮風に煮たら、意外にご飯に合って旨い。
旨いの連発でひんしゅくを買いそうだが、贔屓目にみても新米のご飯も旨かった。
大地に感謝しながら、しばらくは豊穣の秋を堪能できそうだ。