今日は天気が回復すると思っていたが、梅雨時のように雨が降ったり止んだりで日が暮れた。
雨の合間を縫って散歩していても、気温は高めで寒さは感じない。
この雨と気温がきのこには良いのか、今朝もなめこの収穫が出来た。
まったく姿を見せなかった椎茸も、親指の先ほどの大きさで3個出ていた。
今後期待出来るかどうか分からないが、今シーズンの空振りはしないですみそうだ。
近所の老夫婦もなめこを収穫して、出荷の準備をしていた。
石突を切り落とし、付着している枯葉や塵を水で洗い、100グラムずつ袋に詰めて卸売市場に出荷する。
先日は1袋150円の値が付き、去年より50円ほど高値が付いたと喜んでいた。
2~3日おきに30袋前後を、5回ほど出荷できるので、お年寄りの良い小遣い稼ぎになる。
朴の葉も盛んに落ちる季節になり、虫食いや破れの無い葉を集め、重石で形を整えれば、問屋が1枚10円で買い取ってくれる。
朴の葉は、民宿や温泉旅館で、郷土料理「朴葉味噌」の器として使われる。
多くを望まなければ、山里では季節ごとに自然の恵みを享受できる。