名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里のエコライフ

2011年10月22日 | セカンドルーム

 

今日は天気予報通りで、雨が降ったり止んだりのすっきりしない一日だった。
南東の風が吹いて、この時期には珍しく暖かい。


近所の空き家の裏手にある柿の木に熟した実がいっぱい付いていた。
取って食べる人もいないので、いつも野鳥や動物の餌になっている。
動物たちの横取りをするのは気が引けるが、少々お裾分けしてもらって干し柿を作ることにした。
今年は山に栗や胡桃、どんぐりなどがたくさん落ちているので、今のところ里で出遭うことは少ない。


先日、足の踏み場も無いほど落ちていた鬼胡桃を、拾って干しておいた。
外皮が乾いているので、擦るとポロポロと皮が剥がれる。


殻を割るとクリーム色の実が出てくるが、複雑な形の殻に入り組んでいるので、取り出して食べるのが大変だ。
脂肪分が豊富で濃厚なな味は好きだが、5個も食べれば取り出すのが面倒で止めてしまう。
胡桃の木は、燻製用のスモークチップに使われるので、殻と一緒に砕いた実を使えば、もっとこくのある良い香りの燻製が出来るだろう。
豚肉と蛸をソミュール液(漬け汁)につけて、今は風乾中なので、間もなく粉砕胡桃で試せる。


塩や砂糖、醤油、味醂、胡椒、ワインなどを材料にしたソミュール液は、使った後は捨てていたが、これを利用してなめこの佃煮を作った。


なべ一杯を細火で煮詰めたら、あめ色に炊き上がって、保存の利くおかずが出来た。
なめこは上手くいったが、粉砕胡桃の燻製は、濃厚でこくのある香りが付くだろうか。

コメント (4)
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