名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

米作り最後の嬉しい作業

2011年10月10日 | セカンドルーム

 

早朝に名古屋を出て高山に向かった。
今日は稲こきの予定日で、田んぼの地主兼師匠との打ち合わせで、午後1時からはじめることになっている。
幸い秋の高山祭りの渋滞に巻き込まれることもなく、10時前には家に着き、余裕を持って準備が出来た。


好天に恵まれて、十分に乾いた稲束は黄金色に輝いていた。
師匠が来る前に、収穫の一番嬉しいシーンはVサインでいこうと、セルフでパチリ!


軽トラにハーベスターを積んで師匠がやってきたので、早速稲こきが始まった。


ハサから稲束を外して機械に送り込むと、稲から籾を外し、藁くずやごみを風で吹き飛ばして、籾だけを袋に詰めていく。
藁は必要な分だけを確保して、残りは備え付けのカッターで刻んで横から吐き出される。
途中でやらせてもらったが、手をはさまないように気をつけながら、速いペースで送り込むのは経験が必要だ。


次の予定がある師匠は、手早く脱穀を終え機械を掃除して、風のように去っていった。


ハサを解体して、作業道具や丸太の片付けは終わったが、一部の囲いの撤去と畦のマルチ外しは明日へ持ち越した。

 


何とか日暮れに間にあい、ずっしりと重い籾袋を担ぐときは、思わず笑みがこぼれた。
雑草や害虫、天候不順など何かと悩まされた米作りであったが、この一瞬ですべての苦労がどこかへ吹っ飛んでしまった。

 

コメント (8)
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