名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の山里・岩井神社の元旦祭

2013年01月01日 | セカンドルーム

 

明けましておめでとうございます。
皆さんにとって幸せで明るい年になりますように。
平成25年 元旦

元旦の朝は、二人でお雑煮とおせち料理で新春を祝った。

集落の氏神様岩井神社の元旦祭準備のため8時に境内に集合して、雪かきや神殿で執り行われる神事の準備をした。


氷点下の神社は凍える寒さで、霊気に冷気が加わって早くも禊ぎを受けたように身も心も凛と引き締まった。


準備が終わった頃には雲が切れて、山の端から初日が昇ってきた。


10時に氏子たちが参集して、元旦祭が始まる。
二人の神官が祝詞を奏上し、氏子達も玉串を捧げて五穀豊穣や家内安全を祈る。
神職の資格を持つ神官は、いずれも集落の人で、祭りの時だけ衣冠束帯に身を固めて祭事を執り行う。
質素で静かな元旦祭であるが、数百年に亘って続いてきた歴史の重みと厳かさが伝わってくる。
祭りが終わると神殿で直会が始まり、お神酒と御下がりの料理を楽しみながら、新年の挨拶を取り交わす。
宴の途中で失礼をし、名古屋へ向かうことにした。

コメント (6)
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