名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

仕事始めの薪割り

2013年01月13日 | セカンドルーム

 

今朝は連日の寒さが少し和らぎ、雲ひとつない青空が気持ちよかった。


家は氷点下で寒いが、雪をかぶった田んぼは陽射しがたっぷりで暖かい。


風邪気味で体調がすっきりしなかったが、今朝は寝覚めも爽やかで、ようやく元の状態に戻った。
やはり青い空と、暖かい陽射しが何よりの薬になるようだ。


年末に玉切りをして積んだままになっていた丸太を、雪から掘り起こして薪割をした。


正月の薪を祝い木と言うが、暮れに準備しておくことで、これには当たらないかもしれない。
飛騨地方では薪のことを春木といい、春木山とか春木曳き、春木棚などの言葉を山里ではたまに耳にする。
むかしは囲炉裏や煮炊き、風呂などに使う薪材を、芽吹き前に伐採して、そりで運んで春木棚に積み上げ、1年の燃料にしていた。
今は灯油やプロパンガスが主流で、薪を使う家は少なくなったが、たまに煙突から立ち上る煙を見かける。
この時期に屋外の薪割りは雪が深くて出来ないが、今年は少ないので薪の上や足元の雪を除ければ十分出来る。


久しぶりの力仕事なので、玉切りしてあった半分ほどを割り、軒下に積んで作業を終えた。
伐採して1年以上経っ木は、水分も抜けて軽いので、すぐにでも使えそうだ。
薪を積み上げると大した量ではなかったが、祝い木から正月らしい良い香りが漂ってきた。

 

コメント (3)
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