昨日の午後、降りしきる雪の中を名古屋に向かった。
早朝に雪かきをしたが、出かける頃にはもう一度やり直すほど積もっていた。
雪またじもそこそこに家を後にしたが、高山市街も久しぶりに見る大雪になっていた。
中部縦貫道を高山ICから入り、飛騨清見JCで東海北陸道に合流したが、除雪後の路面もすぐに雪が積もって行く状態だった。
途中、ひるがの高原SAで休憩をしたが、通路以外は雪に覆われていて、同乗のユキ(柴犬)を下ろすことができなかった。
岐阜白鳥を過ぎる頃から雪も止み、あたりの積雪も少なくなってきた。
長良川SAは一片の雪もなく、ユキも狭い車室から出てドッグランで開放感を味わった。
夕方着いた名古屋は、雨も上がって薄日がさしていた。
いつもながら気象の変化には戸惑うが、今回の低気圧の影響は地域限定のようだった。
今朝は日向ぼっこをしながら、首都圏の混乱を伝えるワイドショーを見ていたが、わずか数センチの積雪で交通機関が麻痺したり怪我人が出るシーンに驚いた。
去年は局地的なゲリラ豪雨や竜巻などが多発したが、今年も幕開けから自然の気まぐれに翻弄された。
予測できない自然の猛威の前に、なす術もなく立ち尽くす姿は、昔も今もそれほど変わらない。