名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

名古屋で初詣

2013年01月17日 | セカンドルーム

名古屋へ来て3日目になるが、冬晴れの天気が続いている。
空気が乾燥して伊吹おろしが冷たいが、濃尾平野の冬らしく晴天がしばらく続きそうだ。
北陸や飛騨地方の天気予報を見ていると、雪や雲マークの連続で対照的な冬の天気だ。

 那古野神社

今日は昔の仕事仲間と誘い合って、名古屋城近くの神社へ初詣に行ってきた。
二の丸にある那古野神社は名古屋城の守護神、名古屋の氏神として古くから崇められてきた。
世間のお正月は終わっているが、神社は未だ新年の雰囲気が漂い、ご祈祷を受ける参拝客も目立った。

 東照宮


隣り合わせて建つ東照宮は、尾張藩祖徳川義直の正室を祀る霊廟で、万松寺から建中寺を経て当地に移建されたと言われている。
社殿は慶安4年(1651年)の建物で、県の文化財に指定されている。


外堀通りを挟んで向かいにある護国神社にも久しぶりに参拝してきた。

戊辰戦争で戦死した尾張藩士を祀るために創建された神社には、先の戦争に至るまでの幾多の英霊が祀られている。


境内の一角には、地元第三師団をはじめ、満州開拓義勇軍や陸軍少年飛行兵、戦艦大和などの慰霊碑が並んでいる。


碑には英霊の名前が刻まれ、縁の人が手向けたのか新しい花も供えられていた。
遺骨すら戻らない幾多の無名戦士が、未だに外地に眠っていることを思うと、今の平和日本の礎を作った人たちに改めて尊崇の念を強くした。


神々の前で心を清め厳かな気分になった上に、少し場違いであったが、お堀端にあるホテルのランチブッフェでお腹まで満たすことが出来た。

コメント (4)
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