名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

燻製ロースハムとベーコンの仕込み

2013年01月11日 | セカンドルーム

 

明け方に掛かっていた雲は、太陽が昇ると瞬く間に消えて、飛騨の冬には珍しい快晴となった。


冷え込みは相変わらず強く、日陰の氷は一日中溶けなかった。
一時、庭の端に太陽が回ってきても、まだ奥までは入らない。


高山の町へ行く途中に通る七夕岩の滝は、連日の冷え込みで結氷していた。

       ↑乗鞍岳
高台からは飛騨山脈の山々が、抜けるような青空を背に白く輝いていた。

 笠が岳

厚い綿帽子を被ったように穏やかな姿の中で、鋭い岩峰の槍・穂高だけは黒々と襞を刻んでいる。

 槍・穂高連峰


同じように連なっている山も、遠くから眺めると表情がそれぞれ違う。


今日は精肉店で、燻製用の豚バラ肉と肩ロースの塊を500グラムずつ買ってきた。


余分な脂身や筋を取り、フォークで肉刺しをして下処理をする。


それに、塩、砂糖、ホワイトペッパー、ナツメグ、セージ、シナモン、ニンニクパウダーなどを混ぜ合わせてすり込む。


今回は香りと風味を良くするために、ラム酒をまぶして保存袋に入れて密閉した。
熟成を促すため毎日手で揉み天地返しをして、冷蔵庫で10日間ほど寝かせると、ベーコンとハムの素材が出来あがり次の工程に入る。
香辛料の種類や混合比を変えたので、どんな味に仕上がるか2週間後が楽しみだ。

コメント
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