名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

家篭もり

2013年01月09日 | セカンドルーム

 

朝焼けの僅かばかりの青い空が顔を出したが、その後は日差しが無く時々雪が舞った。
朝の散歩は身を切られるほどの冷たさを感じたが、ピリッと気が引き締まる効果もある。


山の動物たちは乏しい餌を求めて動き回り、足跡をあちこちに残している。


集落の道路は踏み固められて硬く凍結し、油断をすると滑って転倒しかねない。
小さな緊張感でも、街で鈍った心身を元に戻してくれる。
と、言いながらも名古屋から持ち込んだ咳が止まらず、体調もスッキリしないので、今日は家篭りをすることにした。
氏神様の節分祭の案内状を頼まれていたので、パソコンで作って神社総代の人に届けたのと、朝夕の散歩以外は一日中家で過ごした。


薪ストーブで暖まった部屋に居ると、本を読んでいても直ぐに眠くなってしまうので前に進まない。
見たいテレビもないし、外の仕事をやるほどの気力も湧かない。


ユキも小屋に篭って、呼んでも鼻先で様子を窺うだけで出ようとしない。
ごろごろしていても、時間が経てば夜はやってくるし、三食は作らなければならない。

夕方になって青空が広がり、雲を茜色に染めて日が沈んでいった。
こんな日常がいずれ来るが、それなりに受け入れられると思ったりしている。

コメント (2)
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