今朝、散歩に出かけるときは雪が降っていた。
積雪は例年に比べて少ないが、人が通らない林道はだんだん歩き難くなってきた。
程なく雪は止み、青空も見えるようになった。
太陽が顔を出しても家にはまだ回ってこないが、田畑は陽射しがたっぷりで風が無ければ暖かい。
毎年思うことだが、家より田畑の陽射しを優先した昔の人たちの切ない思いを、今は恨めしく感じる。
節分を過ぎると太陽も高くなり、庭先から部屋の中へと徐々に入ってくる。
日陰の家に住む人たちは、畳の目を数えながらその日を待っていたと言う。
それまでは、天気の良い日を選んで、ユキと一緒に日向ぼっこをするしかない。