名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里は水墨画の世界になった

2013年01月26日 | セカンドルーム

 

昨日の夕方は雪がいったん止み青空も見えたが、今日は朝から粉雪が舞っている。
音も無く雪が降り積もる集落は、色も音も消えて水墨画の世界になっていく。
畑の向こうの家には一人暮らしのおじいさんと、その先の右手の家には80代の老夫婦が暮らしている。
昼間も静まり返って人の気配はしないが、夜になって明かりが灯るので、住んでいることがわかる。
わが家より奥は空き家しかないので、雪の日は人も車も前を通ることはない。

ユキもたまに外の様子を窺がいに出てくるが、すぐに小屋へ戻ってじっとしている。


そんな静かな朝に、ブルドーザーが轟音を立てて道路の雪をかいていった。


ブルの音に後押しされながら、雪で埋まった通路の除雪をした。


道路際に止めたままの車を車庫まで入れようとしたが、吹雪き始めたので先延ばしにしたが、このまま降り続いたら埋まりそうだ。


一晩中ストーブの火を絶やさないので、薪棚のストックが急に減っていく。
これが生命線なので、何はさておき運搬することにした。
子供用のそりで運んでみたが、軟らかい新雪は数本積んだだけで沈んで運べない。


僅かな距離でも手で運ぶよりは楽なので、周りを除雪して一輪車で運ぶことにした。


寒気は来週の半ばまで居座るようだが、棚いっぱいの薪さえあれば、今冬最強の寒波に負けることは無い。

コメント (2)
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