昨日の好天が信じられないほど天気が急変した。
昨夜からの雪は、今朝も視界を閉ざすほどの勢いで降り続いている。
散歩中のユキは盛んに体を揺すって雪を振り払っているが、すぐに白くなる。
気温はやや高めで、重い雪は電線や枝にまとわり付く。
こんな日の家は暗くて寒く、気持ちまで凹んでしまうので、行きつけのシェルターへ逃げ込むことにした。
この図書館は明るくて暖かく、その上清潔で静かなので、落ちついて読書ができる。
展望塔屋からは高山の街が一望できるので、息抜きの場所にもなる。
午後の半日を過ごし、この図書館ならではの本も借りてきた。
夕方、家に戻ってきたら雪も止み、東の空にはまん丸な月が昇っていた。
天気予報は、これから今冬一番の最強寒波が居座ると伝えていた。 今日の雪はその前触れなのだろうか。