今日の名古屋は北風が強くて寒かったが、快晴の空は澄んで気持ちがよかった。
例年通り、妻の実家へ新年の挨拶に行ってきた。
96歳と94歳になる両親は、年相応に体の不具合は抱えていても、頭はしっかりしている。
家族に支えられて日々を送る姿は、傍らで見ていても幸せそうで羨ましい。
行きは浜松へ帰る長女一家の車に便乗して、東名高速を走った。
豊川付近でいくらか渋滞はあったが、仕事始めや帰省の車で混むことはなかった。
浜名湖サービスエリアも去年は大混雑していて、駐車スペースを探すのに苦労をしたが、今年は難なく駐車できた。
第二東名が三ケ日付近で接続したので、東京方面の車はそちらへ流れるようだ。
混雑が軽減してありがたいが、サービスエリアの売り上げは減少することだろう。
昨夜は次女一家も加わり、総勢14人の新年宴会となった。
食事はてんやわんやだが、遊びは子供同士でやっているので、大人も少しは目を離すことができる。
スゴロクやカルタ取りなどは遥か昔の正月風景で、今は小さな子供までゲームやアニメに夢中になって遊んでいる。
端末の扱いも見よう見まねで覚えてしまい、iPadは引っ張りだこ状態だった。
われわれ世代は考えながら指を動かすが、子供たちは指を動かしながらやりたいこと辿り着いてしまう。
時には間違って繋がり、危険に遭遇することもあるので、保護者は注意を怠れない。
危険な沼や川の急流、木登りで折れやすい枝、毒を持つ昆虫や植物は周りから教わったり、身を持って体験して避けてきた。
ネット社会の真っ只中の子供たちに、危険がどこに潜んでいるかを教えるのは至難の技であり、新手の敵はどこから来るか分からないので防ぎようがない。
この世界も変化が激しく、子供に限らず大人も的確な対応が問われそうだ。