今日は立春。
暦の上では春だが、朝から雨が降ってうすら寒い。
これからの寒さを余寒と言うようだが、趣のある言葉も実感がない。
相変わらず寒暖の差や天気の変化が激しく、週の半ばから真冬に逆戻りするようだ。
不安定な天気も春に向かう兆しの一つと思いたいが、明日は山里で雪の洗礼を受けそうだ。
父の祥月命日で菩提寺へお参りに行った他は予定もなく、一日ゆっくり家で過ごすことが出来た。
テレビをつけると、どの局も団十郎さんの悲報を伝えていた。
中村勘三郎に続いて円熟した芸を期待されながら、この世を去っていった。
早すぎる死を惜しむ声は、歌舞伎界の大看板に限らず世の常であることが哀しい。
春一番が吹いたり、4月の陽気になったところもあるようだが、名古屋は寒い涙雨が降り続いた。