名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨高地・六方山麓の雪遊び

2013年02月14日 | セカンドルーム

 

飛騨地方の天気予報は午後から晴れとのことで、装備を車に積み込んで六方山に向かった。
登山口の「あさひの森」から入る予定でいたが、1車線分の除雪で駐車スペースが見つからず、青屋・岩井林道経由で登ることにした。


簡易水道取水所までは、保守のためにゲートも開き除雪がしてあった。
ここに車をデポし、林道を辿って山頂に続く尾根に取り付くつもりでスタートした。


今日は軽くて行動がし易い輪かんじきで歩くことにした。


しばらくは猟師のスノーモービルの踏み跡があったので、ラッセルなしで楽に進める。


1時間ほど跡を辿ったところでUターンしていたので、その先は膝まで沈むラッセルを強いられた。


朝のうちは曇っていたが、少しずつ雲が切れて青空が広がり、乗鞍岳や御岳、笠が岳も遠望できるようになった。
気温も上がり汗ばむほどで、斜面からスノーボールが盛んに落ちてくる。


所々で小さなデブリも出ていたので、谷寄りを歩くようにした。


しばらく進んだところで、大きな岩を巻き込んだ雪崩が道を塞いでいた。
その先の尾根に取り付けば山頂は近いが、無理して直撃でも受けたら誰も見つけてくれないので、ここで引き返すことにした。
林道は急峻な山の斜面を削ってつけられているので、落石や雪崩はよく発生する。

 


風の無い陽だまりで雪上レストランを開店し、いつものメニューのお握りにカップヌードルと、食後のコーヒーとケーキを楽しん。

下りは曲がりくねった林道と別れて、緩斜面を選びながら麓を目指した。
潅木は密生していたが、熊笹は雪に埋まっているので歩きやすい。


谷に出会って進む方向を迷ったが、左手の尾根を登って下を見たらカクレハ高原キャンプ場の建物が見えた。


2本目の谷を下っていくと、午後3時に、狙い通りに取水所脇にとめておいた車が現れた。


日帰り温泉で汗を流し、夕日に染まる乗鞍岳の見送りを受けて家路についた。

コメント (2)
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