名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

高山へ

2010年01月16日 | セカンドルーム

 

今朝名古屋を出て高山へ向かった。
いつも助手席に乗るユキ(柴犬)に代わって、今日は助手が隣に座っていた。
来週、また名古屋へ行く用があるので、それまでは屋根の雪下ろしや、雪かきを手伝ってくれるようだ。
週末の東海北陸自動車道は、スキー場へ向かう車で岐阜白鳥あたりでいくらか渋滞していたが、他は順調に流れていた。
雪は降っていなかったが、郡上八幡以北はチェーン規制をしていた。
雪で車線が狭くなり、所々に雪が残っていたが、走行に支障は無い。

 
ひるがの高原SAからは、久しぶりに大日ケ岳のスキー場がくっきりと見え、構内の積雪は背丈ほどもあって建物も埋まりそうな感じだった。


高山の市街地は、お昼近くまで雪が降っていたようで、一面の銀世界だ。


買い物に寄ったスーパーの屋上からは、青い空に浮かぶ乗鞍岳もよく見えた。
午後2時ごろに家に着いたら、新たに50センチほどの雪が積もっていて、そのまま家には入れない。


早速助手の出番で、スコップとスノーダンプで道路から玄関までと、車1台が入るスペースの雪かきをした。
留守にしていた部屋の温度は-4℃で、新聞紙でくるんであったねぎと白菜がカチカチに凍っていた。
夜間は冷凍庫並みに冷え込んだようで、水抜きをしておいた湯沸かし器も動かない。
薪ストーブに火を入れ、湯沸かし器をヒーターで暖めて復旧してようやく落ち着けた。

長時間狭い車内で我慢していたユキの相手をする暇は無かったので、放してやったら雪の中へ駆けていった。
ようやく室温も25℃に上がり、夕食の二人鍋を囲んで人心地がついた。

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名古屋めし?

2010年01月15日 | セカンドルーム

今日の名古屋は少し薄雲がかかることもあったが、まずまずのお天気だった。飛騨地方は雪が降り続き、最低気温も-7℃と伝えていたので、家の付近はおそらく-10℃を越える冷え込みだろう。凍結防止ヒーターや湯沸かし器の水抜きはしてあるが、低温が続くと地中の配管が凍ることもあるので気になる。

高山から連れてきた犬は、ダンボールハウスより日向が気持ちが良いのか、地べたで寝そべっている。飛騨の山里なら凍えてしまうが、ここでは少々冷たい風も心地が良いのかもしれない。

今日は、もと会社OB会の会合があり、その後、栄の鳥料理屋「たけむら」で食事をした。名物のスープ炊きは、鶏のぶつ切り・肝・つくね・野菜・きのこ・豆腐などが入り、コラーゲンたっぷりで体も温まった。仕上げは鶏のだしの効いたスープできしめんを煮込んで、正統派?名古屋めしを味わった。落ち着いた雰囲気の個室や、美肌効果の料理は女性にも受けそう。

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急に名古屋へ

2010年01月14日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、大雪警報下の高山を出て名古屋に向かった。
飛騨地方の寒気と雪のピークは14日と天気予報が伝えていたので、雪による通行止めや事故渋滞に巻き込まれないよう、予定を1日繰り上げることにした。
集落の外れの温度計はマイナス6℃を指して、路面は凍結して滑りやすい状態だった。
いつものように「せせらぎ街道」から、東海北陸道・郡上八幡ICから入るルートを利用した。
せせらぎ街道は上から降る雪と、積もった雪が強風で舞い上がる雪で視界が悪かった。
ホワイトアウトの状態で、たまに来る対向車に思わず緊張する。


道路標識がある所では道の側端が分るが、そうでなければ見分けが付かず、雪に乗り上げてしまうこともある。


郡上八幡に付いた時は雪も止み、長良川SAでは空が夕焼けに染まり、イルミネーションが雪に映えてきれいだった。


今朝の名古屋は風は冷たかったが、雲ひとつ無く晴れ上がっていた。
暖かい部屋で日向ぼっこをしていると、深々と雪が降り続く飛騨の冬景色は想像できない。

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犬の防寒対策

2010年01月13日 | セカンドルーム

 

昨日からの雪が降り続き、今日も真冬日になりそう。
ここは山に囲まれているので、強い風が吹くことはあまり無いが、今日は風が強くて戸の隙間から雪が吹き込んでくる。
湿った雪が多かったが、久しぶりのパウダースノーは、上空の寒気の強さを感じた。


犬小屋にも雪が吹き込み、犬は外へ出て震えていた。


いつもは遊びに行くのに、今朝は庭を少し回ってすぐに小屋へ入ってしまった。
犬の防寒対策は小屋の床にウレタンマットを置き、その上にわらを厚く敷いて、出入り口には防風と防寒用の毛布を吊るしてある。

 去年の写真
例年、屋根の上に雪除け用のすすきで作った覆いを乗せているが、今年は暖冬の予想もあったのでやらなかった。
強い寒波が来ると、玄関や部屋の中へ避難させることもある。

先日の寒波の時は寒そうにしていたので、去年新調した服を着せてやった。
遊びに行って戻って来た姿を見たら、着ているはずの服が無くなっていた。
自分で脱いだり着たりは出来ないので、追い剥ぎにで遭ったのかと心配して探しに行ったら、近くの道端に脱ぎ捨ててあった。
こんなことが2度もあったので着せていなかったが、今日は冷え込みが強かったので、久しぶりに着せてやった。


部屋に入れて様子を見ていたら、ボディコン・ハイレグのセクシードレスが伸びて、肩からずれ落ちていた。
これでは簡単に脱げると納得したが、飼い主の好意を無にする行動が分からない。
以前、足を交互に上げ下げして冷たそうにしていたので、古い靴下を履かせてゴムバンドで止めてやったが、すぐに脱ぎ捨ててしまった。
雪国で生まれて育ったユキ(柴犬)は、飼い主が思うほど柔ではなさそうだ。

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野生動物

2010年01月12日 | セカンドルーム

 

家の近くで、野生動物が活発に動いている。


雪面には、カモシカやウサギ、キツネ、イノシシなどの足跡が点々と刻まれ、犬が異常な吠え方をするので近くに居ることが分かる。
カモシカは好奇心が強いので、人里近くにやってくるし、キツネやタヌキも人の生活圏で暮らしているのでよく見かける。
最近は、イノシシが町に現れてニュースに取り上げられるなど、すっかり馴染みの野生動物になっている。
ここでは、イノシシの親子が小学校の校庭に現れても、大した話題にならないほど増えている。
有害動物として駆除の対象となっているが、彼らの安住の地が狭められたことと、人との住み分けが曖昧になってしまった結果が今の事態をもたらしている。
有害は人間側の論理で、彼らにとって生きるため、子孫を残すためのごく自然な捕食行動である。
一夜にして菜園のカボチャやジャガイモを食い散らかされて、悔しい思いを度々しているが、それを生業にしている人たちにとっては深刻な問題である。


2月15日までは狩猟期で、イノシシ狩りの人たちが、猟銃を手に猟犬をつれて山に入っている。


この集落でも数人の猟師は居るが、高齢化や野生動物を追いかける体力の衰えなどで猟を止めた人もいる。
それに代わって遠くから来るハンター達は、高性能のライフル銃を持ち、猟犬の首輪に無線発信機やGPSなどのハイテク装備で、確実に仕留めていく。


集落の人たちは、命をいただく感謝の気持ちと深い信仰心で、生活防衛のため止む無く駆除した動物たちに、慰霊碑を建てて供養をしている。
昔のマタギは山の神への感謝や禁忌を守り、厳しい掟が定められていたと言われている。
毎年動物たちの被害にあう者としても、趣味や遊びで罪の無い野生動物の命を絶つことに納得できない。

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雪の表情

2010年01月11日 | セカンドルーム

 

雪は降っていないが、今日もモノトーンの朝を迎えた。


灰色の空と雪の斜面の境目は、枯れすすきが無ければ見分けが付かない。
曇った日と晴れた日の雪の表情はぜんぜん違うが、墨絵のような風景も時には心が落ち着く。


雪の積もり方や付き方も様々で、針葉樹は葉の上にかたまって積もり、葉の落ちた広葉樹は梢の先まで霧氷が付着している。
風のある日に杉林を歩いていると、雪の塊が落下してくることがある。
まわりの枝の雪も誘発して、一瞬前が見えなくなったり、首筋に入って冷たい思いをしたりする。


軒の雪も少しずつせり出して、間もなく隣の軒と繋がりそうだ。
1階の庇のツララは竹竿で落としたが、2階は屋根に登らないと落とせないので、そのままになっている。


屋根には落下防止の雪止めがしてあるので、雪崩れ落ちることは無いが、せり出した部分が落ちることがあるので要注意だ。


今年の雪は粘り気があり、風に吹き飛ばされないで、頭を傾けながらもくっついている。

 
毎度の雪景色ばかりだが、柿や南天が雪や氷を纏った姿は、とても新鮮に見えた。

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冬の暮らし

2010年01月10日 | セカンドルーム

 

毎日遊んでばかりいるようだが、やることだけは切れ目無くやって来る。
主夫業は最小限にとどめても、炊事洗濯掃除などはさぼれない。


他愛の無い雑用も多いが、ユキ(柴犬)の散歩と餌やり以外に、真冬日が続いているので、ボールの氷を度々割っている。


軒先の氷柱や、煙突から垂れ下がった木酢液の氷柱も、落としておかないと頭を直撃されることもある。、
今朝も雪が降っていたが、この時期の雪かきは日課のようになっているし、屋根の雪もぼつぼつ下ろさなければならない。

田畑は深い雪に覆われているので、野良仕事はまだ先のことだ。


雪の下には、玉ねぎとエンドウの苗が眠っているが、3月末の雪解けまでは手入れが出来ない。
木工も、居間で椅子の座を編んだり、彫刻をしたりする程度で、開店休業の状態が続いている。
近所のお年寄りも似たようなもので、雪またじ(飛騨弁で雪の始末)で外へ出る人もいるが、ほとんどは炬燵に入ってテレビを見ている。
今は春を待つ充電の日々で、山里のお年寄りは最ものんびり出来る時かも知れない。
たまに遊びに行くと、居間の炬燵の上は土瓶や茶碗、漬物、お菓子など必要なものがすべて載っているので、立ち上がらなくても間に合う。
ちょっと乱雑に見えるが、手の届く所に必要な物があるのは、合理的で良いと思う。

私も居間と台所の一角は、そんな状態になっている。
古い民家は収納スペースも戸棚もたくさんあるので、以前は整理して使っていたが、今は日常使うものは手が届き、見える範囲に置くようにしている。
机の前に居ても、筆記具はもちろん本やお菓子、飲み物、電話、パソコン、日常使う小物類もすべて手が届く。
そこに布団を敷いて寝るので、起き上がらなくても本やメモ帳などは、手を伸ばせば取れるし、電話やスイッチ類も扱える。
台所も、日常使う食器類や包丁などは水きり棚に入れてあるので、どこに何があるかは見てすぐに分かる。食事も台所で作って、お盆で机に運べば一往復で済む。
たまに通い妻がきて、食器棚や引き出しに片付けてしまうと、探すのに手間取ることがある。
情けないことに、整理してしまっておくと、使いたい時に入れた場所を忘れてしまう。
名古屋へ行った時に、あれは?これは?と云ったりすると、「あれって何?」と嫌味の一つも言われて済むが、ここでは通用しない。
近所のお年寄りも不精ではなくて、老夫婦だけで暮らす生活の知恵だと思ったりしている。

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冬の一人遊び

2010年01月09日 | セカンドルーム

 

昨日の晴天はどこへやら、早くも低気圧の接近で朝から雪が舞っていた。
散歩に出かける時の気温はマイナス4℃で、それほどの寒さは感じなかった。
冷蔵庫に入れておかないと、キュウリやネギ、レタスなど野菜類はカチカチに凍ってしまうが、今年はまだそこまでの厳しい冷え込みは無い。
湿った雪が多いし、マイナス10℃を越す日も少ないので、やはり暖冬なのかも知れない。

 平湯付近


雪は断続的に降っているが、平湯温泉に行くことにした。
家から30キロほどの道のりなので、思いついたらいつでも行ける。


お昼前に着いた「山がの湯」は、広い内風呂も大露天風呂も独り占めで楽しめた。
内湯は熱めとぬる目の湯船があり、サウナにも入れる。


ゆっくりと温まった後は、露天風呂で開放的な雪景色を楽しんだ。

 
食事処で湯上りに一杯と行きたいところだが、980円の生姜焼きランチだけで我慢した。
食後は、リラクゼーションルームでうたた寝を少々してから温泉を後にした。
日帰り入浴をたっぷり楽しんだ上、家に帰っても温泉の温もりと匂いが残っていた。
時々ここへ行っているが、冬の一人遊びベストコースの一つになっている。

 

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雪遊び

2010年01月08日 | セカンドルーム


今朝は久しぶりの晴天で、窓から見る東の山の陽光がまぶしかった。
昨日までは暗いモノトーンで、気持ちまで沈みそうだったが、青空が戻って弾けそうな気分にしてくれた。


雪の重みで戸の開け閉めがきつくなっていたので、晴れたらやるつもりでいた屋根の雪下ろしは、もうしばらく様子を見ることにした。
せっかくのお天気なので、輪カンジキとスパッツで、田んぼまで行ってきた。
除雪していない場所は、長靴でも雪をかぶってしまうので、足元を固めないと歩けない。


途中の蓮池は、水の湧き出る部分は凍っていなかったが、他は人が乗れるぐらいに厚くなっていた。


風も無く陽射しも暖かかったので、しばらくの間犬と田んぼで雪遊びをしてきた。


いつものように雪のボールを投げると、雪原に飛び込んで拾ってくる。
足が短いので、お腹の浮力で泳ぐように走る姿が何ともユーモラスだった。


一面の雪原と化した田んぼは、稲田になった時と比べると随分広く感じる。
今年は、この倍の面積で稲作をすることになったので、今から肩の力が入ってしまう。


今日も何事も無く、夕陽が西の山に沈んでいった。

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雪の一日

2010年01月07日 | セカンドルーム

 

除雪車の音で目が覚めて、朝食前の雪かきから一日が始まった。


雪が降りしきる中を、道路まで除雪をして、埋まりそうになっていた車の雪も落とした。


雪は一向に止む気配は無く、賽の河原に石を積むようなものだが、先送りしていると次の仕事が大変になる。


朝食後の薪の運搬は、積雪が多く一輪車が使えないので、スノーダンプで運んだ。
飛騨北部の週間天気予報は、雪マークが連なっているので、多めに部屋の中と窓の下へ薪を運んでおいた。


少し晴れ間が出ると、あちこちの家で雪かきが始まる。
どこの家も庭が広く、物置や駐車場などへの通路も長いので、小型の除雪機を使うことが多い。


雪かきは、家に居るお年寄りの仕事なので、スコップだけではきつ過ぎるようだ。
晴れ間はほんの一瞬で、黒い雲が西から流れてくると、再び激しい雪が降ってきた。

山里の冬は、雪で明けて雪で暮れていく。

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高山へ

2010年01月06日 | セカンドルーム

 

早朝に名古屋を出て、東海北陸自動車道とせせらぎ街道を通って高山へ戻ってきた。


郡上八幡ICで下りて、しばらくは路面に雪が無く普通に走れた。


坂本トンネルを抜けて飛騨路に入ると、あたりの景色は一変して、雪も降ってきた。
ゆるみっ放しの日々を送ってきたが、この風景を見ると少しばかり緊張感が戻ってくる。

 
西ウレ峠でいつものように小休止をしたが、雪が深くてユキ(柴犬)の散歩は無理だった。
遊歩道は雪に埋まっているので、付近で伸びをしたり雪の感触を楽しむ程度で我慢していた。


お昼ごろ家に着いたが、除雪車が通った後に雪の壁が出来ていて車が入れない。
雪かきをしてようやく家に入ったが、どの部屋も氷点下の寒さだった。
しっかりと凍結対策をしておいたので、水道も湯沸かし器も動いて先ずはほっとした。


ライフラインは確保できたので、薪ストーブをフルに焚いて室温を上げれば、日常の暮らしに戻れる。

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山岳遭難の救助活動

2010年01月05日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は曇り時々晴で、北の風が強くて寒い一日だった。
飛騨地方の天気も気になるが、相変わらずの荒れ模様で、雪は今週一杯は続くようだ。
ユキ(柴犬)は風を避けて、高山から持ってきたダンボールハウスの中で、昼寝をしたりして寛いでいる。


今日は予定も無く、孫を連れて近くの公園へ行ったり、買い物について行ったりしているうちに日が暮れた。

新聞報道によると、聖岳や寺地山に登っていた人たちはヘリで救助されたが、穂高のパーティーは厳しいようだ。

 寺地山から薬師岳眺望
寺地山は2008年6月に登ったが、湿原や池塘が点在し、草原や広葉樹林も豊かで自然公園のようなのどかな風景が思い出される。
飛越国境の山は豪雪地帯で、連日の大雪で身動きが取れなくなったのだろう。
同行した山岳ガイドは、胸までもぐる雪は予想外で、これ以上は無理と救助を頼んだようだ。
登山は自己責任を問われるスポーツであったが、最近はガイド付きや公募ツアーなど登山スタイルの変化で思わぬ事故も発生している。
刑事責任を問われるので、ガイドやツアー主催者は早めに救助を求める傾向が強くなるようだ。
かなり山奥まで携帯が繋がるようになって、深刻な事態になる前に助けを求めるのは当然かも知れないが、救急車をタクシー代わりに呼ぶ人がいるように、救難ヘリを安易に頼る人も多くなるだろう。
命をかけて救助に向かう人たちのことを思うと、悪天候を強行してまで山に登る気にはなれない。

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仕事始め?

2010年01月04日 | セカンドルーム

 

名古屋のビジネス街はあいさつ回りの車や、スーツ姿の人たちが行き交っていた。
仕事始めの緊張感から開放されて久しいが、年頭の行事を懐かしく思ったりすることもある。
世間は始動しているのに、昔の仲間と栄で落ち合って食事をしたり、旅行の打ち合わせなどしてのんびり過ごしてきた。忙しく働き始めた人たちには、何となく後ろめたく感じたりもしている。誰も時間を気にしないし、次の予定がある人もいないので、エンドレスになりかねない。


程よいところで切り上げ、山道具屋でオーバー手袋を買い、トレッキングバスケットを注文してきた。
古くなったり失くした山の装備を、名古屋に来るたびに揃えながら、次の山行のプランを練って楽しんでいる。
冬は天候不順で計画が流れ、地形図やGoogle Earth などの図上登山でお茶を濁すことも多くなる。
最近はテレビで名峰の紹介や登山番組をよく見るが、今日も7時半からNHKで「7サミット」を放映していた。
日本人で初めて世界7大陸の最高峰を、無酸素・単独で制覇に挑んだ人の記録である。
通常のルートに飽き足らず、より危険で困難なルートに挑戦する姿に驚嘆した。
7サミッターは数えるほどしかいないと言われているが、高山市の産婦人科のS医師もその一人で、昨年のエベレスト登頂で7座を制覇している。
その時の様子がベースキャンプから、ブログを通して伝わってくるのを、手に汗を握って読んでいた事を思い出す。
名古屋大学山岳部OBで、超多忙な中年産科医が、果敢に挑戦する姿もすごいが、並みの登山家でも不可能と言われる偉業を達成したエネルギーはどこから生まれるのかと不思議でならない。
毎年年末年始に繰り返される山の遭難と、不死身な人たちとの明暗を分ける鍵は、天候や体力だけでは無いと、テレビを見ながら感じた。

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雪尽くし

2010年01月03日 | セカンドルーム

 

昨日は奥飛騨温泉郷の「松宝苑」に泊まった。
平湯の外れに建つ一軒宿は、田舎家風の造りで風情のあるたたずまいであった。
3000坪の敷地の中に15室ほどの客室があり、個人客しか泊めないので静かな旅館だ。


渡り廊下で行く風呂はちょっと寒いが、脱衣所と湯船が一体で湯治場の雰囲気がある。
シーズンを通して同一料金は良心的だし、食事も定番の岩魚や飛騨牛のお造りなど、3の膳まで出て豪華だった。


雪に埋もれた家を後に、雪の降りしきる雪道のドライブ、菅笠で雪を除けながら湯につかり、雪を見ながら食事と雪尽くしの一日だった。

帰り道に新穂高ロープウェイまで足を伸ばしたが、激しい雪のため乗らないで引き返した。


登山センターでは、涸沢岳西尾根で行くえ不明になっている3人のパーティーの情報収集をしていた。
荒天で捜索は難しそうだが、無事を祈りたい。


お昼に家に着いても雪が止む気配は無く、ロータリー除雪車が勢いよく家の前の道路をかいて行った。
これから留守番をしていたユキ(柴犬)を乗せて名古屋へ。

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奥飛騨温泉郷へ

2010年01月02日 | セカンドルーム

 

今朝も除雪車の響きで目が覚めた。
正月休みも無く、早朝から深夜まで作業する人たちにはいつも頭が下がる。


飛騨北部は今日も大雪警報が解けないまま、積雪だけが増えていく。


降りしきる雪の中で、玄関から道路までの通路を確保し、車が動けるように雪かきをした。
日課の散歩も、今は除雪された道路しか歩けない。
除雪車が通った後の道路は、圧雪と削り取られた雪の面がツルツルになっていて滑りやすい。


今朝も犬が滑っているので気を付けていたが、坂道で派手に転倒してしまった。
尾てい骨を打ったが、厚着をしていたので少々痛かっただけで済んだ。

正月でだめかと思っていたが、奥飛騨温泉の予約が取れた。
大雪でキャンセルが出たようで、地の利を生かして雪の露天風呂を楽しんできます。

 「飛騨の山里暮らし」 1月号をUPしたのでご覧ください。

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