雨の中、上海申花戦へ行きました。しかし、ぎりぎり間に合うかというプランが、浦和美園からの100円バスが混んでいて狂い、結局スタジアム着は前半20分でした。そのため、最初に何が起こったかわからないので、参考程度のレポートです。
上海申花は4-4-2の布陣でした。ただ、プレビュー記事で上海申花が引いてくることはないと予想していましたが、実際は中盤の4人がフラットに並びボランチ気味の位置を取り、攻撃は20番の長身FW(謝暉)と、テクニックのある10番のコレアが頼りでした。20番へのロングボールも闘莉王がしっかり競り勝ち、浦和は十分に上海申花のスカウティングをやっている印象を受けました。
上海申花は、昨年残留争いで勝ち点欲しさに極端に引いてきた広島のサッカーに似ている印象です。去年の広島は、それでもウェズレイと佐藤寿人で点を取ることができました。上海申花も、謝暉とコレアでシュートに持ち込めましたが、本当はサイドのMFを攻撃参加させたかったでしょう。
しかし、阿部勇樹や鈴木啓太の守備の前に、サイドのMFはボールを奪われ、結局2トップ狙いのロングボールのサッカーになってしまいました。見た感じ、単調で魅力のないサッカーに見えた上海申花ですが、浦和がそうさせたとも言えるでしょう。
浦和は、4-4-2でダイヤモンド型に中盤を並べる、大分戦と同じ形です。ボールを持てるという意味では決して悪くなかったと思いますが、昨日はワシントンが良くありませんでした。上海申花が4バックをほぼ守備専念にしていて、なかなかワシントンが抜け出せるスペースはなかったという事情はありますが、ワシントンがチャンスを決めてくれないと、浦和は苦しいです。
ただ、唯一のゴールをセットプレーで決めたあたりは、数年前の浦和では考えられません。キッカーもターゲット役も、技術が向上しています。阿部勇樹は千葉時代から、重要なゴールをセットプレーで決めています。そんな力を浦和でも発揮してくれるのは嬉しい限りです。
ただ、長谷部のドリブルを狙われてカウンターを食らったのは気になりました。結果的には鈴木啓太が止めてくれたとはいえ、引いている相手に無理してドリブルを狙うのはどうかと思いました。個人的には、長谷部はさばくプレーに徹した方が持ち味が出ると思いますが。
上海申花は4-4-2の布陣でした。ただ、プレビュー記事で上海申花が引いてくることはないと予想していましたが、実際は中盤の4人がフラットに並びボランチ気味の位置を取り、攻撃は20番の長身FW(謝暉)と、テクニックのある10番のコレアが頼りでした。20番へのロングボールも闘莉王がしっかり競り勝ち、浦和は十分に上海申花のスカウティングをやっている印象を受けました。
上海申花は、昨年残留争いで勝ち点欲しさに極端に引いてきた広島のサッカーに似ている印象です。去年の広島は、それでもウェズレイと佐藤寿人で点を取ることができました。上海申花も、謝暉とコレアでシュートに持ち込めましたが、本当はサイドのMFを攻撃参加させたかったでしょう。
しかし、阿部勇樹や鈴木啓太の守備の前に、サイドのMFはボールを奪われ、結局2トップ狙いのロングボールのサッカーになってしまいました。見た感じ、単調で魅力のないサッカーに見えた上海申花ですが、浦和がそうさせたとも言えるでしょう。
浦和は、4-4-2でダイヤモンド型に中盤を並べる、大分戦と同じ形です。ボールを持てるという意味では決して悪くなかったと思いますが、昨日はワシントンが良くありませんでした。上海申花が4バックをほぼ守備専念にしていて、なかなかワシントンが抜け出せるスペースはなかったという事情はありますが、ワシントンがチャンスを決めてくれないと、浦和は苦しいです。
ただ、唯一のゴールをセットプレーで決めたあたりは、数年前の浦和では考えられません。キッカーもターゲット役も、技術が向上しています。阿部勇樹は千葉時代から、重要なゴールをセットプレーで決めています。そんな力を浦和でも発揮してくれるのは嬉しい限りです。
ただ、長谷部のドリブルを狙われてカウンターを食らったのは気になりました。結果的には鈴木啓太が止めてくれたとはいえ、引いている相手に無理してドリブルを狙うのはどうかと思いました。個人的には、長谷部はさばくプレーに徹した方が持ち味が出ると思いますが。