普段は埼スタでは南側のゴール裏上段で座って観戦している私ですが、2006年の天皇杯決勝の清水戦でホーム側のゴール裏で声出ししたことがあります。レッズなら応援歌を知っていますから、いつでもゴール裏へ行けるのですが、なかなか機会がなく、このときは10年ぶりのホーム側ゴール裏でした。
普段、ゴールが決まったとき以外は静かに観察している私ですが、それは試合展開を正確に記憶したいからです。ホーム側ゴール裏はそういう場所ではなく、声を出したり跳ねたりする方に意識が行くことになります。
しかし、そんなホーム側ゴール裏には意外な魔力があることが、この天皇杯決勝のときにわかりました。それは、常に前向きに試合を見られるということです。あとでビデオで確認すると、この試合は相手の左MFのチェ・テウクに岡野が押し込まれ、クロスも何本も上げられた苦しい試合でした。
しかし、ゴール裏で立って応援していた当時の私は、相手のシュートもおそらく外れると楽観的に思っていました。そのため、試合後の感想がテレビ観戦の弟と全然違っていて、びっくりしました。これはおそらく、ゴール裏のサポーターが与える不思議な力なのでしょう。
試合展開が苦しくても、みんなと一緒なら大丈夫みたいな気分になりました。この試合ではリードされることはありませんでしたが、おそらくリードされても、コールリーダーの繰り出す浦和レッズコールに、前向きな気分になるのでしょう。ゴール裏にいつも行く人の気持ちがちょっとわかった気がしました。
普段、ゴールが決まったとき以外は静かに観察している私ですが、それは試合展開を正確に記憶したいからです。ホーム側ゴール裏はそういう場所ではなく、声を出したり跳ねたりする方に意識が行くことになります。
しかし、そんなホーム側ゴール裏には意外な魔力があることが、この天皇杯決勝のときにわかりました。それは、常に前向きに試合を見られるということです。あとでビデオで確認すると、この試合は相手の左MFのチェ・テウクに岡野が押し込まれ、クロスも何本も上げられた苦しい試合でした。
しかし、ゴール裏で立って応援していた当時の私は、相手のシュートもおそらく外れると楽観的に思っていました。そのため、試合後の感想がテレビ観戦の弟と全然違っていて、びっくりしました。これはおそらく、ゴール裏のサポーターが与える不思議な力なのでしょう。
試合展開が苦しくても、みんなと一緒なら大丈夫みたいな気分になりました。この試合ではリードされることはありませんでしたが、おそらくリードされても、コールリーダーの繰り出す浦和レッズコールに、前向きな気分になるのでしょう。ゴール裏にいつも行く人の気持ちがちょっとわかった気がしました。