私と同い年の世界的スーパースターは、以前書いたチュラムのように守備的な選手が多いですが、攻撃の選手もいました。それは、スウェーデン代表FWのヘンリク・ラーションです。年齢的なこともあり、今は母国のスウェーデンに戻り、欧州CLなどの大舞台からは縁が遠くなってしまいました。
しかし、彼はクラブレベルでも代表レベルでも、強烈なインパクトを残していました。クラブレベルでは、スコットランドのセルティックで長年エースストライカーでした。今は中村俊輔の活躍で日本でも話題になっているチームですが、2005年にバルセロナに移籍するまで、チームを代表する選手でした。セルティックのオフィシャルショップで、ラーションのビデオは今でも売られているほどです。
スウェーデン代表では、1994年、2002年、2006年の3度のW杯に出場しています。1994年は、当時若手だったラーションはスーパーサブで、金髪のドレッドヘアを振り乱して走る姿が印象に残りました。2002年は埼スタのイングランド対スウェーデンのチケットが当たり、生で見ることができました。髪型は坊主頭に変わっていて、1994年とはプレースタイルも微妙に変わり、ゴール前に残っているFWになっていました。
ただ、ラーションの長所は何かというと、私のサッカー眼が足りず、なかなか語れませんでした。それがわかったのは、2004年の欧州選手権の準々決勝のオランダ戦でした。この試合、スウェーデンはPK戦で敗れるのですが、延長戦はスウェーデンが圧倒的に攻めました。このときのラーションのシュートは、右足でも左足でも頭でも放つことができていました。つまり、欠点が少ないのが売り物なのです。
この欧州選手権の前に一旦代表を引退しながら、息子の希望で代表に復帰して、活躍する姿に家族愛を感じました。ラーションは現役は続けていますが、スウェーデンの国内リーグのみのプレーでは私たちの目に留まることはないでしょう。しかし、同い年に素晴らしい選手がいたことは私の記憶にとどまり続けます。最後のチャンスだったドイツW杯をテレビながらじっくり見られて良かったです。
しかし、彼はクラブレベルでも代表レベルでも、強烈なインパクトを残していました。クラブレベルでは、スコットランドのセルティックで長年エースストライカーでした。今は中村俊輔の活躍で日本でも話題になっているチームですが、2005年にバルセロナに移籍するまで、チームを代表する選手でした。セルティックのオフィシャルショップで、ラーションのビデオは今でも売られているほどです。
スウェーデン代表では、1994年、2002年、2006年の3度のW杯に出場しています。1994年は、当時若手だったラーションはスーパーサブで、金髪のドレッドヘアを振り乱して走る姿が印象に残りました。2002年は埼スタのイングランド対スウェーデンのチケットが当たり、生で見ることができました。髪型は坊主頭に変わっていて、1994年とはプレースタイルも微妙に変わり、ゴール前に残っているFWになっていました。
ただ、ラーションの長所は何かというと、私のサッカー眼が足りず、なかなか語れませんでした。それがわかったのは、2004年の欧州選手権の準々決勝のオランダ戦でした。この試合、スウェーデンはPK戦で敗れるのですが、延長戦はスウェーデンが圧倒的に攻めました。このときのラーションのシュートは、右足でも左足でも頭でも放つことができていました。つまり、欠点が少ないのが売り物なのです。
この欧州選手権の前に一旦代表を引退しながら、息子の希望で代表に復帰して、活躍する姿に家族愛を感じました。ラーションは現役は続けていますが、スウェーデンの国内リーグのみのプレーでは私たちの目に留まることはないでしょう。しかし、同い年に素晴らしい選手がいたことは私の記憶にとどまり続けます。最後のチャンスだったドイツW杯をテレビながらじっくり見られて良かったです。