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チーム戦略の徹底(4/15柏対浦和)

2007-04-15 20:37:23 | 浦和レッズ
今日は、個人的なことですが、買ったばかりのザバスレプリカのデビュー戦でした。何とか勝ってもらって、このレプリカが縁起悪いということにはしたくないと思っていました。

暖かい天候の中の試合は、浦和、柏とも4-4-2の布陣でスタートしました。柏は、左右のMFがいつもと違う選手でしたが、運動量の多い石崎監督のやりたいサッカーはわかりました。ただ、FWの役割が少し変でした。フランサは、少し引いてきて、さばきたがるFWでした。それなら、コンビを組む阿部吉朗は前に残っていなければいけないはずです。

しかし、阿部吉朗は完全にMFの動きをしてしまいました。これでは、柏は4-6-0のような布陣になってしまいます。浦和DFはフランサのパスを読んでカットして、ピンチらしいピンチは少なかったです。

また、柏の4-4-2には一つ大きな弱点が見つかりました。それは、DFラインの裏に出されるパスに弱いということです。ワシントンがDFラインの裏へ抜け出して、ポストを叩くシュートを放った時点で、浦和の選手が気付いたのでしょう。それからは、小野伸二やポンテはもちろん、闘莉王までDFラインの裏を狙うようになりました。その結果の2点リードです。

これを見て、柏が無理をして攻めに出れば、意外な大差もありうるのではと思いました。しかし、石崎監督は前半のうちに修正の手を打ちました。小林祐三をリベロに入れて3バックに変え、さらにハーフタイムには阿部吉朗を下げてドゥンビアを入れました。これで、機能しなかった4-6-0は3-5-2に変わりました。

また、前から積極的に追い込むサッカーを見せ、途中出場の谷沢がスルーパスを供給しました。これで浦和は押し込まれ、後半のシュートは0本という苦しい展開になってしまいました。ただ、相手ボールの時間は長かったですが、ゴール前の守備では坪井が好調で、相手クロスへの反応が一歩早かったです。そのため、後半は相手ペースの試合でしたが、相手の決定機が何度もあった訳ではありません。その結果の2-0です。

柏の後半のサッカーは、敗れたとはいえ、石崎監督の修正能力の高さは感じました。それを破れなかったオジェック監督の策に物足りなさを多少は感じますが、オジェック監督は前半の柏の弱点を見抜いただけでも、いい仕事をしたと言ってもいいでしょう。
コメント (2)
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